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中野にあるビアカフェで行われている、ディナーのオーダー方式食べ放題。内容は、酒肴になるような軽食類だ。食べ放題を行うには、ホットペッパーのクーポンが必要である。 店名の「ZINC」とは亜鉛という意味だ。昔ベルギーでは、大衆的なバーのテーブルやカウンターは亜鉛製が一般的だったそうである。この亜鉛を、ベルギーのバーへの想いと重ね合わせたというわけだ。 最寄り駅は中野。北口を出て中野通り通りを北上する。早稲田通りを左に曲がり、セブンイレブンの手前を右に折れればよい(なんて書いたんだけど、実は迷ってしまいました……)。 種類数は全部で21種。ディナーのオーダー方式食べ放題では、少ない方だ。デザート類は1品もなかった。ただ、基本的にはバーなので、これくらいあればよい方だろう。 味について。牛ロース肉のカルパッチョは、牛ロースが厚めにカットされている。刻んだシソとトマトが載せられ、網目状にマヨネーズがかけられていた。シーザース サラダには、レタス、水菜、トマト、クルトンが使われており、仕上げにかけられるパルメザンチーズも少なくはない。ただ、肝心のシーザースサラダたらしめるための半熟卵が見当たらなかったのは、気のせいであろうか。 チキンスティック カツレツは、カリカリに揚げられている。スティック状で酒の肴としてはよい加減だ。だが、食事としてはインパクトが弱い。ハンバーグステーキ B.B.Qソースハンバーグは、ふんわりとして厚みがある。Mexican ポテトフライトはバスケットにて供されていた。チリペッパーが塗せられているので辛味がある。チーズリゾット コロッケはチーズの風味が弱いので、やや腰が砕けている印象。 チキンマカロニグラタンはそれほどこってりとはしていない。具材はチキンとマカロニだけである。トマトリゾットは味付けが薄い。酸味が足りないので、後口には締まりがない。 照焼きチキンソテーは、焼き加減が強くなかった。皮も身もが柔らかい。アサツキを散らすのは構わないが、大味になるのでマヨネーズはかけなくてもよいだろう。けちゃっぷのオムライスは、卵がふわふわである。ケチャップライスにはチキンが加えられている。 ピザはどれも薄焼きでパリパリとしていた。マルゲリータは、バジルが少なかった。トマトとモッツァレラチーズとの均衡が保てていない。アンチョビとガーリックのPizzaはガーリック効いている。生野菜のPizzaには、フレッシュなレタスと水菜が載せられていた。マヨネーズも絞られており、サラダ風である。 パスタはどれもスパゲッティーニであった。ペペロンチーノはあまり辛味がない。明太子はピリ辛で、アサツキが散らされる。ツナの辛〜いトマトスパゲティーは、そこそこに辛味を帯びていた。 全体的にバーにしてはおいしく食べられる。ボリュームが少なめなのはよい。ただ、具材感がやや足りないし、ものによって大味の傾向もある。 店内はビルの半地下の階にある。狭くはない。床はフローリングであり、テーブル間隔は広かった。ピンボール、ダーツが置かれており、椅子はスツール。フラットテレビも置かれており点けられていた。 BGMには80年代のノリのよい洋楽が流されている。 客は20代後半以降だ。地元客も少なくない。 補充は時によっては遅いが、全体的に普通だ。片付けや水の注ぎ足しは適度に行われた。 種類数は多くないし、サーブや片付けはあまり手馴れていないように感じられた。ただ、どのメニューも普通に食べられるし、店内にはゆとりがあり、ムードもよい。ディナーでこの値段であれば、よいだろう。 開催期間は残り少なくなっている。興味があるのなら、早く訪れてもらいたい。
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