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池袋にある創作中華料理店で行われているオーダー方式の食べ放題。「台湾中華料理競技部門2位の料理長が作る創作中華」が売り文句である。 食べ放題時間は賞味120分としているが、「開店〜20時」とも明記されており、アバウトだ。 最寄り駅は池袋。少しだけ込み入ったところにあるが、窓に店名が大きく書かれているので、それを目印にしてもらいたい。 種類は全部で51種。種類数は多い方だ。ただ、オーダー方式の中華料理にしてみれば、これくらいの数でも普通の範囲内である。点心とデザートは少なく、料理のバランスがよい。 味について。鶏肉の紹興酒漬けは紹興酒が軽い。キュウリの淡白さも手伝ってサッパリとした仕上がりである。ピータンはそれほど臭みが強くない。薬味として生姜の千切りが載せられている。台湾腸詰にはサニーレタスとネギが添えられた。腸詰は風味がまぁまぁであり、ネギの苦味がアクセントになる。 ニラレバ炒めは、具材がレバーとニラとモヤシでオーソドックス。反対に、フルーツ風味酢豚にはブドウが加えられており、面白みがあった。 スペアリブとにんにく揚げはスペアリブの表面がカリカリで香ばしい。ニンニクはチップ状にされており、少なくなかった。貝柱ソースあんかけアスパラガスは、貝柱の旨味がまずまずであり、アスパラは適度にシャキっとしている。 蟹豆腐は土鍋で供されたが、ボリュームは多過ぎない。醤油炒め豆腐は白菜やフクロタケも入れられていた。 海老のチリソース煮にはオレンジスライスが下に敷かれている。チリソースの重たさを、オレンジの軽やかさが引っ張り上げてくれる感じだ。フルーツ風味海老も同様にオレンジが敷かれており、レタスが供される。サラダ感覚を意識したのか、ソースはマヨネーズであった。 蟹鍋は非常にボリュームが大きい。具沢山で賑やかなのだが、注文する時には注意した方がよい。鮭炒飯はほとんど卵炒飯の印象である。 水餃子はジューシーであった。焼き餃子の焼き色はちょうどよい。 胡麻団子はやや大きめである。空気部分が少なくなく、こしあんは上品な方だ。杏仁豆腐には黄桃やブドウなどが入れられており、スッキリとした後口。 面白いものもあったが、全体的に安定していた。フルーツの創作が多く、方向性が同じなので、思ったよりも普通に感じられる。 店内は広くない。テーブル間隔は普通で、座席はやや窮屈。床はフローリングで、灯りは優しめだ。宴会時に使われるためであろうか、カラオケ機器が上に備え付けられていたテーブルもあった。 補充は早い方だ。ただ、時折、オーダーを忘れることもある。取り皿の補充や片付けはよいだろう。「食べ放題なのだから遠慮せずに食べて」と、従業員は気さくである。 料理は面白みがあったが、しっかりともしていた。種類は多い方であるし、席は狭いものの割とのんびりできる。 ただ、オーダー方式の中華料理、特に池袋の同店周辺ではレベルが非常に高い。その中にあっては、この値段であれば、もう少し驚きが欲しいものだ。 少し厳しくなったが、実際のところ内容的には満足ができる。4人以上が集まるのであれば、是非訪れてもらいたい。
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