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ウェスティンホテル東京22階の欧風レストランで行われている、ランチのデザートワゴン。「Terre et Mer」コースもしくは「Degustation」コースでは、デザートがワゴンで供されている。デザートはワゴンの中から好きなものを好きなだけ選んでよい。 「Terre et Mer」は「大地と海」を意味し、肉と魚料理が出されている。「Degustation」は「小皿料理が何皿も供されること」を意味しており、たくさんの料理が供されていた。当日は「Terre et Mer」を選んだ。 最寄り駅は恵比寿。恵比寿ガーデンプレイスに向かって行けばよい。地下通路で同ホテル地下1階まで続いているので、利用するとよいだろう。 デザートワゴンで選べるのは6種類。種類数は多くない。特別に珍しいものもなかった。選んだデザートはプレートにきれいに盛り付けてくれる。 本日の魚のカルパッチョはスズキであった。鮮度がよくて、肉の質感がよい。ライムドレッシングによって、より爽やかに洗練された味となる。スプラウトとは、かいわれ大根に似た植物の新芽のことだ。ビタミンやミネラルをたくさん含んでおり、がん予防にもなる。シェフ厳選の冬野菜のサラダは、サツマイモ、カブ、ブロッコリーニ、ブロッコフラワーなどが使われていた。ローズマリーが軽く香る。 クレソンのポタージュは青臭さが全くない。洗練されたクリームスープである。ガルビュールスープとは、フランス南西部ベアルヌ地方のキャベツを使った野菜のスープだ。ゆっくりと体に染み渡っていくような滋味がある。 真鯛のかつお汁のナージュは、ナージュとあるように、かつおの旨味が溶け込んだスープがひたひたになっていた。真鯛は肉厚で香り高い。 グラニテは仏語で「ザラザラした」という意味を持つ、カキ氷のような氷菓のことだ。ブラッドオレンジの味付けがされており、キーンと響くような酸味がある。 牛フィレ肉のソテーは黒胡椒があまり強くない。フィレ肉はただ柔らかいだけではなく、深みのある味わいであった。フランス産仔牛コトレットのポワレは、マデラ酒の風味がちょうどよい具合にのっている。コトレットとは仔牛、仔羊、豚、猪などの骨付き背肉を指す。 チーズスフレは黄色が強く、卵感が強い。柔らかい味わいだ。ヘーゼルナッツのタルトはたっぷりのヘーゼルナッツが香ばしい。タルト生地もかたくて、歯応えがよかった。クラシックショコラはビターであるが、食べ易い。コク深い一品である。バニラアイスにはバニラビーンズが散らされており、ナッツ片が加えられていた。 料理は1品1品のボリュームはまずまずであるが、総合すると分量はそれなりに多い。デザートは上品でしっかりとした味付けである。 店内はそこそこに広かった。テーブル間隔は十分に広く、床は青い絨毯。周囲には視界を遮る建物がないので、高層階からの眺めが生かされていた。灯りは薄暗いが、光量は多い。BGMには洋楽が流されている。 客層は40台くらいからの女性がほとんど。複数人のグループが多かった。 コースを供するタイミングはよい。少し急ぎたいと伝えのただが、スムーズに進行できた。 デザートは好きなものを好きなだけ選べるものの、食べ放題ではない。味、雰囲気、景色、サービスはよいので、コース料理でデザートがいくつも食べたい時に利用するとよいだろう。
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