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明治記念館地下1階の中国料理店で行われている食べ放題。「飲茶&中国デザート 食べ放題イベント」と銘打たれている。「ラウンジ キンケイ」で行われるケーキ食べ放題と同じく、1日3部制だ。期間は限定である。 当日はセカンドブランチを利用した。 種類は全部で40種ほどが揃う。料理が25種、デザートが15種ほど。小籠包はオーダー方式。中華料理のランチバイキングとしては、最も多い部類だ。 だが、実際にはそれほどは多く感じられない。理由は2つある。まず、開始してから全てが出揃うまでに、30分以上も要していたから。次に、補充は遅くないものの、状態の悪いものが少なくなかったからだ。時間中、全てが食べられる状況は、ほぼ存在しなかった。残念である。 味について。カニおこわは三角柱の入れ物に入れられていた。趣がある。味は思ったよりも淡白。春巻はしっかりと焼き色が付けられていた。皮はパリパリである。ただ、サイズが少し大きい。エビ蒸し餃子は小さくてキュート。見た目もよいが、味も繊細。ダイコン餅には腸詰がトッピングされていた。柔らかめだ。焼きニラ饅頭はニラの香りが豊か。焼売は程よく油がのる。野菜のクリームソースにはチンゲンサイ、シメジ、カリフラワーが用いられていた。 小豆ようかんは小豆たっぷりだ。甘味が強過ぎないので、小豆を楽しめる。揚げゴマ団子は柔らかめ。エッグタルトは甘味が強い。マンゴープリンにはマンゴー果肉が入れられている。ウーロン茶アイスだが、シャーベットの印象だ。味は苦味が目立ち、酸味も感じられる。まるで紅茶のようであった。 料理は味の差が激しかった。補充したばかりであれば、おいしく食べることができた。だが、数分立つと、みるみるうちに水分が飛んいった。味も香りも食感も失せてしまうのだ。特に、北京ダックの薄餅、蒸し餃子、まんじゅうの状態がひどい。 カバーは用意されていたのだが、もっと気を付けるべきだろう。だが、その程度の話でもなさそうだ。空調の調整ができなければ、加湿器を用意する。加湿器の用意が現実的でなければ、オーダー方式に変更。これくらい考えないといけない。そうしなければ、客だけではなく、作っている調理師にっとても不幸だ。 店内は、開放感がある。地下1階なのだが、適度に光が差し込む。床はフローリング。木造り感のある洋風な装いだ。BGMには賑やかな管楽器による演奏曲が流されていた。個室も存在。バーカウンターも設置されている。ただ、洋酒はほとんど見当たらなかった。夜には用意されるのであろうか。 客は30代以降が多い。ファミリーがほとんどだ。落ち着いた雰囲気なので、20前後の若いカップルのデートには不向きかも知れない。 補充は悪くはなかった。だが、最初の用意完了までに時間がかかり過ぎだ。制限時間が120分。それで全てを揃えるのに30分も費やしてはならない。片付けは早い方だ。お茶のサーブはとても早かった。名札も全てに付けられていた。途中で「スペアリブの黒豆味噌蒸し」から「イカのニンニク蒸し」に入れ替えがあった時にも、名札がチェンジされていたのはよい。従業員は皆丁寧だ。 種類数が多いし、中華デザートの食べ放題は少ない。居心地もよいし、従業員は丁寧。だが、料理の状態が悪過ぎる。よい状態で食べることが正直難しい。調理師の意図した味で食べられたのは、小籠包しかないだろう。オーダー方式に変更することを強く提案したい。 これくらいの規模で食べ放題を行うようになったのは、今回が初めてだ。今後の方針について、是非検討してもらいたい。料理の状態さえよければ、非常によい食べ放題店となることは分かっているのだから。
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