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ウェスティンホテル東京1階のレストランで行われているランチ食べ放題。オーストリアフェアが行われていた。 アクセスや店内の様子は昨年リニューアル前のレポートを参考にしていただきたい。 種類数は全部で50種以上。種類数は多い。温菜類とデザートが充実している。 鴨のリエットはカナッペとして供されている。コニャックが効いており、仄かに鴨の香りがした。リエットとは肉類をラードや素材自身の脂で煮てすり潰した保存食のことだ。ベジタブルクリュディテにはパプリカ、ニンジン、大根が使われていた。クリュディテとは生で食べられるものを意味する。ますサーモンとクリームチーズのクレープ巻は、サーモンの脂とクリームチーズのマイルドさがクレープ生地の包容力によって一体化していた。「クレープ料理はオーストリアシェフの得意分野」と表記されているだけのことはある。 石焼ローストは火が調度よく通っていて香ばしい。ローストポークはビールとクミン入りのソースで食べる。ウィーンの代表的な煮込み料理と書かれていたものは子羊のシチューであった。 アップルシュトゥルーデルは皮が薄くリンゴの酸味が生きている。リンツァートルテは重厚感があり、ラズベリージャムの風味が溢れ出る。キルシュトルテはチェリーがチョコレートに勝り、シャープな後口。ザッハトルテはアプリコットジャムはやや少ないが、コーティングはしっかりとしている。カーディナルシュニッテンはスポンジ生地とメレンゲのふわふわ感がよい。シュニッテンとは棒状に長く作ったものを指す。カイザーシュマルンはホットケーキを細かく刻んだ温かいデザートだ。 パッションフルーツのシャーベットはキリっと冴えた酸味と、立ち上がりの早い風味が特徴。アールグレイは上品で、ゆるやかに香りを紡ぎ出す。 料理もデザートも非常においしい。 客は20代後半以降。女性が7割を占める。カップルよりも女性グループの方が多い。 補充も皿の片付けも早かった。 味、種類、サービス、雰囲気と、どれもレベルが高い。値段は高いものの、満足できることに間違いはないはずだ。
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