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ホテルニューオータニのタワー宴会場階にある「鳳凰の間」で行われているケーキ食べ放題。同ホテルにテナントとして入っている洋菓子店のケーキが供されている。1日2部制だ。 事前に予約を行って前払いをしておく。会場入り口で受付を済まし、開場時間までに余裕があるならば待合室で待つ。その際にシャンパンがいただける。 最寄り駅は赤坂見附か永田町。JR線ならば四谷からでもよい。 種類は全部で50種程が揃う。非甘味はほとんど存在しない。それでこれだけのスイーツを揃えたのだから、大したものだ。ただ、気持ちからすると口直しの塩味はもっと欲しい。 基本的にはどれもがサーブ方式で、いくつかは実演である。 味について。江戸シューは皮がサックリである。フィリングは生クリームとカスタードにあんこのジュレ。カスタードは微量のサフランで風味が付けられている。見た目以上に和洋折衷だ。チョコレートのパウンドケーキにはピスタチオが加えられている。チョコによるコーティングはしっかりめだが、苦味はそこそこだ。タルト シトロンは確かに酸っぱいのだが、後味はサッパリでレモンが余韻を残す。モンブランはマロンペーストの色が濃い。生クリームも少なくはなく、甘味があって重厚。ゴルゴンゾーラ江戸は上品なレアチーズの印象だ。香りはあるが青カビ臭さはあまりなく食べ易い。どらフィーユ苺はスポンジ生地をパイ生地に見立てており、生クリームや苺をサンドする。最下段には白玉3つとあんこがサンドされていた。ネーミングと見た目との可愛らしさとは裏腹に鈍重である。抹茶ロールには黒豆や抹茶ゼリーが巻き込まれていた。 抹茶プリンは渋みが少ない。Pure豆腐ジュレにはメロンキューブが載せられている。さっぱりとして味わいがあった。ホワイトチョコには銀紙が載せられている。底はクッキー生地で、軽く利いた塩味は、優柔不断なホワイトチョコにはよい刺激。牛乳ジェラートは乳脂肪の濃度順に並べられているそうだ。ジェラートはワッフルコーンでいただく。 会場内は広い。床はフカフカの絨毯で、円卓の間隔は広かった。天井は高く、立派なシャンデリアが高級感を漂わす。料理台は4つに分かれている。窓は大きく張られており、同ホテル自慢の中庭を一望できた。BGMに流されていたのはボサノバ。東京ボサノバのように洗練されたものが多い。途中でジャズに変えられた。 客は女性が9割。20代半ば以降が中心で思いのほか若い。ただ、綻びのあるジーンズや明らかなインナーシャツで訪れていた客もいたが、もう少し場にそぐう格好で訪れた方がよいだろう。 補充は全体的によかったが、パン類は悪い。唯一の非甘味なので用意しておいてもらいたい。片付けは早く、水の注ぎ足しは普通だ。従業員は多かった。 ここではケーキ食べ放題が行われている。味や種類、演出面に関しては問題などないだろう。これだけ大規模の食べ放題を行えるのは力のある証拠だ。 ただ、時間が短いので、たくさんの種類があっても実のところあまり意味を成していない。また、この短時間でパン類が品切れることをよしとしているのであろうか? 値段、内容、品格のどれをとってもデザート食べ放題の雄と言える。このステージなどで満足せず、さらなる前進を続けて行ってもらいたい。
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