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パレスホテル1階にあるテラスレストランで行われているランチ食べ放題。レストランは皇居のお濠に面している。当日はゴールデンウィーク期間中であり、普段よりは幾分か内容がグレードアップしていたようだ。 最寄り駅は大手町、地上出口さえ間違えなければ迷うことはないだろう。 種類は全部で40種を超える。ランチ食べ放題ではよい方だ。前菜、料理、デザートのバランスも取れている。実演が行われていたのは、ローストビーフとそば粉クレープだ。 種類数は多いのだが、味的にデザートは料理よりも劣っていた。それに、シーズン的にも氷菓類が全く用意されていないのはマイナスである。 味について。色々穀物のパンには、表面にヒマワリの種がたくさん塗せられている。中にはカボチャの種が加えれているようだ。ライ麦も混ぜられているので、生地は薄黒い。ドイツのパンであるようだ。 帆立のパトリックは貝付きである。トマトソースがかけられており、その上にチーズが被せられていた。ジャーマンポテトには、ベーコンとソーセージが添えられている。フィレステーキのソースにはシメジとシイタケが見られた。肝心のフィレ肉は適度なかたさを残している。チキンのバジルレモン風味は、レモン風味がよい。後味は実にさわやか。カレーには挽き肉が使われており、辛味まぁまぁだ。サフランライスには少なからぬレーズンが入れられてあった。 白ワインのゼリーは透明なので、上に載せられたチャービルが美しく映える。白ワインの方は中々に利いていた。そば粉のクレープは、いわゆるガレットである。ストロベリーソースがかけられており、中にはマンゴー、バナナ、イチゴが巻き込まれてあった。ナッツのムースケーキには金粉が散りばめられており、アーモンドとヘーゼルナッツがちょこんと据えられている。 前菜と温料理はよいのであるが、ケーキは同じようには期待できないだろう。 店内はそこそこに広い。テーブルには赤のクロスが掛けられており、その間隔も広い方だ。床は青の絨毯とタイルとで構成されていた。お濠側の方はガラス張りになっており、白鳥が優雅に泳ぐ姿を眺めることができる。荒天のために使用されていなかったのだが、テラス席も用意されているようだ。 BGMに流されていたのはクラシックで、古風な雰囲気によく合っていた。 客は30代半ば以降が多い。女性やファミリーが目立った。寛ぐことはできるのだが、その反面かたい感じもあるので、若者のデート利用にはあまり適さないかも知れない。 補充は早い方だった。片付けや水の継ぎ足しも早い。料理のほとんどには名札が付けられていた。だが、デザートにはほとんど付けられていなかった。 値段は高いのであるが、料理の種類は多く、味はそこそこによい。よくも悪くもレトロなムードであるが、上品な店内では寛ぐことができる。ただ、デザートが物足りない。この値段であれば、デザートにもより力を入れてもらいたいものだ。 料理だけを目的にしているのであれば、訪れてよいだろう。
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