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八王子ホテルニューグランド1階にあるレストランで行われているケーキ食べ放題。ホテルすぐ傍の別館といった方が正確だ。 ランチセットをオーダーした場合、1000円でデザート食べ放題が行える。 場所は大和田橋越えてすぐ、あさ川沿いだ。最寄り駅は八王子だが10分ほど歩く。京王八王子の方が少し近い。 種類数は全部で20種強だ。軽食類は一切ない。氷菓が10種もあるのは多い方だ。パティシエが2名おり、サーブしてくれる。料理台を「〜村」と区別しているのが面白い。テーマである「デザートバイキングお菓子村」に合わせた格好だ。 味などについて。バナナとチョコレートのムースは、バナナムースにチョコチップがトッピングされていた。バナナが軽く香り、時折チョコが刺激する。マンゴーのムースは、立ち上がりはさほどでもないが、後から風味が広がって行く。酸味は軽い。ムースはどれもややかためで、プルプルとしていた。 白玉粉と葛の洋風ぜんざいは、白玉と葛きり、粒あん、バニラビーンズ入りカスタードで構成され、和洋折衷だ。葛きりと白玉にカスタードクリームがかかっているのは新鮮である。 白いんげんのタルトは、大粒の白いんげんを大胆に散りばめている。甘味は強いが、どことなく朴訥なところがよい。イチゴのタルトだが、苺の下に、バニラビーンズたっぷりのカスタードクリームがふんだんに盛り込まれている。苺のフレッシュな酸味とカスタードの甘味が合う。タルトは生地がとてもしっかりとしていた。アップルパイは生地がシットリ。リンゴの主張は強くないのだが、上品ではある。 紫芋のパウンドケーキは薄く紫がかっている。レモンのパウンドケーキには、レモンピールがトッピングされていた。酸味は強くないが、清涼感が漂う。パリブレストは、皮がパリっとしており、アーモンドスライスが載る。クリームにはラム酒が程よく効いていた。コーヒーのロールケーキは、生地の外側がかためだ。巻かれたコーヒー風味のバタークリームはリッチな味わいである。 プチイモのトリュフは、芋あんの周りをガナッシュで覆ってあった。芋は香るのだが、おしとやかな印象。マカロンはアーモンドがシッカリと香る。生地はサクサクだ。パレ オ レーズンは薄焼きであり、しっとり。レーズンとラム酒のお陰で風味がよい。 黒ゴマアイスは粒入りで辛味がある。胡椒のようなスパイシーさがあり、強烈なアクセントだ。緑茶アイスクリームはちょっと地味である。 全体的に手の込んだものが多い。ただ、それほど回転しておらず、状態があまりよくなかったことが残念である。 店内は、程よく広い。煉瓦造りを思わせる内装で、オープンキッチン。天井は高めであり、小さめのシャンデリアが吊り下げられていた。テーブル間隔は普通くらいだ。ガラス面が多く、たくさんの光が差し込んでくる。BGMはブラジリアンであった。ただ、その中に混じって「The End Of World」が流されていたのは何故だろうか。 客は20代後半以降が多い。9割は女性である。 補充は早かった。片付けもしっかりと行われる。名札だけではなく、説明も付けられていたのはよい。ケーキだけではなく、ドリンクもサーブしてくれた。マジシャンが各テーブルを回り手品を行っていたのだが、これは珍しい。面白い試みだ。テーブルにはアンケート用紙が置かれていた。従業員は丁寧で感じがよい。 ケーキは面白いものがあるし、味もよい方だ。接客もよく、居心地もよい。値段は安く、ホテル系ケーキ食べ放題としては最も安い部類だ。 だが、制限時間があり、軽食類が全くない。ホテル系では、この2つは小さからぬマイナス要素だ。これらの改善も含め、今後にさらなる期待をしたい食べ放題店である。
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