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多くの食べ放題店を抱える品川プリンスホテルにある、中華料理のランチバイキング。同じ階にはオーダー制食べ放題を行っている品川大飯店がある。平日と土日祝では値段と内容が異なる。当日は土日祝の「よくばり中華バイキング」であった。
種類は全部で30種ほど揃う。全体的な割合として、デザートや点心類が少ない。ただ、この店は点心の食べ放題ではない。それに、冷菜、温菜、ご飯、お粥、麺など、ある程度のジャンルが揃っていた。だが、全体として目玉となるようなものは、ないように感じられる。
味について。チャーハンは鮭が入っており、潮のアクセントがあってよかった。芝海老のチリソース煮は辛さが程々で、海老も食べ応えがある大きさだ。春巻は非常にパリパリとした皮とシャキシャキのタケノコのアクセントがよかったし、とうもろこしの焼売はコーンのプチプチ感と甘味が、焼売にしては面白い。焼餃子はニンニクがしっかりと効いていた。酢豚はツンと酸味が立ち上がった後に甘さも広がるし、タラバ蟹の煮込みは生姜とネギのこってりとしたあんとカニのうま味が調和していた。中華麺は麺が柔らかく、あんの卵が香る。杏仁豆腐はナタデココ、チェリー、パイナップルが入っていた。
全体的に味付けはきつくなかった。こってりとした感はあるが、どれもおいしく食べられるだろう。
店内について。店内は縦に長く、狭くはない。料理台が長く取られていたのはよいし、個室にパオが使われているのは趣がある。また、テーブルも自由に決められるし、制限時間もないのは嬉しいところだ。
サービスについて。全体的に補充はよかった。空の皿を殆ど見かけなかった点はよい。だが、それとは対照的に食べ終わった皿の片付けは遅かった。食べ放題なのであるから、食べ終えた皿は邪魔になるだけである。遠慮せずにどんどん下げてもらいたいところだ。また、殆どの料理に名札が付けられていた。だが、これは全部ではないし、途中から名札が付けられメニューも多かったので、やや半端な印象を受けた。ただサービス全般がよいことは記しておく。
この店は料理の味、種類、居心地、サービスともによい方だ。だが、値段も考慮に入れると、目玉となる料理の不在やデザート類の少なさが気になってしまう。特に悪いというところはない。ただ、驚かせてくれる何かしらの要素を是非加えてもらいたいところだ。
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