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勝どきにある海鮮酒房で行われているランチの和食食べ放題。食べ放題は、土曜日にのみ行われている。 最寄り駅は勝どき。駅から地上に出て、すぐ目と鼻の先だ。 料金を前払いすると、今日の献立が書かれた紙を渡され、2階へと案内される。2階で食事が終わった後は、1階に移り、歓談するという流れだ。 種類は全部で13種。ケーキは途中で入れ替わったが、常に1種であった。種類数は少ない方だ。ただ、どのメニューも頭数揃えの簡易的なものではなかった。 丼はキッチン越しに作ってもらい、サーブされる。実演とまではいかない。 味について。鰹タタキ丼は、厚いカツオが4枚に、細切りのキュウリとニンジンが載せられていた。薬味では、タマネギ、おろしショウガが添えられており、ニンニクは入れるかどうかを訊かれる。カツオはそこそこに脂があったのだが、薬味のアクセントの方が強い。 中華丼のあんには、豚もも肉、エビ、白菜、ニンジン、キクラゲが入れられている。塩加減など、味付けはちょうどよかった。 味噌汁には、豆腐、ネギ、ワカメが入れられている。 きびなごの南蛮は、甘味と酸味のバランスがよい。ワカサギの香味ソースは、揚げたワカサギに醤油ベースのソースを浸したものだ。ワカサギは子持ちであった。香味はあるのだが、酸味がしっかりとしている。 鯵フライは、身が厚い。衣がサックリとしており、鯵の旨味と油が広がる。 鯖の味噌煮は、鯖の脂と味噌の香りとがよく合っている。ただ、鯖がちょっと大きい。鶏肉の玉子の炒め物は、鶏の唐揚げに、卵とネギ入りのチリソースをからめたものだ。辛味はほとんどなく、卵の優しさが強調されている。 パウンドケーキには、始めはキャラメル、後はパンプキンが供されていた。パンプキンの方は、かぼちゃ果肉入りだった。ふっくらしっとりとしており、後を引く食感だ。甘味はそこそこである。 全体的に丁寧な作りだ。丼はご飯のボリュームがちょっと多い。 建物の1、2階が同店だ。食べ放題が行われているのは2階で、食後に歓談したければ、1階に下りる。 1階から2階へは吹き抜けになっている。床はフローリングで、テーブル間隔はやや広め。すっきりとしたデザインで、清潔感がある。1階はテーブル間に布が吊り下げられており、仕切りがあるので個室感覚であった。BGMには古い邦楽が流されている。 客は30代半ば以降が多い。男性の方が女性よりも多かった。1人客も少なくはない。 補充は早い。片付けも適度に行われていた。名札はないのだが、献立表をもらえるので、まだよい。 店の張り紙で気になったことがある。それは、「丼が選べるシステム」と書かれてあったことだ。これでは、「メイン料理に、いずれかの丼を選ぶことができる」、つまり、「丼は食べ放題ではない」、という解釈を与えてしまう。せっかく、2つの丼ともに食べ放題ができるのだ。勘違いされてはもったいないので、表現方法を変えた方がよい。 種類は多くなく、デザートも1種しかない。だが、メインに据えるメニューがあるし、どれも丁寧に作られている。居心地もよい。この内容で、普通のオヤジ系の値段ならば満足ができるはずだ。 ランチ食べ放題が行われているのは、土曜日のみである。予定が合うのならば、訪れてもらいたい。
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