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アリシエール東方会館1階のレストランで行われているケーキバイキング。結婚式場として有名だ。好評を博したとのことで期限を延ばしたと同時に、土日祝も行われるようになった。だが、9月一杯で終了のようだ。 場所は池袋駅から近い。東京芸術劇場の裏手と考えてもらえば、道には迷わないだろう。 種類は全部で30種を超える。だがこれは、プチメニューも全て1つと数えた場合だ。これでは甘い。感覚的には、20種強と考えてもらえればよいだろう。 ケーキが中心であるのだが、料理類は中々しっかりとしている。特に肉類や点心類が食べられるのはよい。と言うのも、例えケーキに付属する「軽食」であったとしても、「軽食」と感じさせないことが大切だからである。 味について。料理類から。海老餃子は皮がうまい。よい香りが口の中に広がる。海老焼売は椎茸がポイントだ。豚肉の煮込みは甘めであった。悪くはない。カレーは具材がマッシュルーム中心であり、甘口だ。食べるにあたり、やや物足りなさが残る。 デザート類について。フルーツヨーグルトはフルーツがたくさん入れられていた。スイカ、いちご、リンゴ、パイナップル、オレンジ、黄桃、キイチゴと、盛り沢山だ。こんなにたくさんの種類が入っているのは、あまり記憶にない。ヨーグルトの酸味が爽やかに漂い、それと前後して各種フルーツの香味が舞う。クラシックショコラはクルミ入りであった。上には、アーモンドを載く。ショコラ自体には何も感じなかったのだが、ナッツ類のアクセントがよい。シフォンケーキはリッチであった。ふんわり感があることは勿論、甘味があって優しい。サバランは適度にお酒が効いていた。ただ、甘味も強い。キイチゴのケーキは酸味が強かった。キの持ちようであるが、少々キツイかも知れない。 デザート類は印象に残るものがあった。また、予想に反して、点心類がおいしく食べられたのは面白い。 店内は適度に広い。洋楽が流されていた。ガラス面が広く、光量が多い。テーブル間隔が大きく、解放感がある。テーブルのほかには、カウンターやお座敷なども用意されていた。用途によって使い分けられるだろう。ただ、お座敷があったのには、正直驚かされた。と言うのも、チャペルを擁した建物内にある、洋風レストランなのであるから。 客は30代以降が多かった。落ち着けるのであるが、若者のカップルがデートするような場所ではない。 補充は早かった。片付けや水のサーブも早い。杏仁豆腐とアイスクリームはサーブ制であった。折をみて、必要かどうかを、訊きに来ていたのはよい。ただ、杏仁豆腐のことはどこにも書かれていなかった。食べ放題メニューはしっかりと分かるように記載しておくことが必要だ。 この店は、味、種類、補充、居心地ともによい方だ。それでいて値段は手頃である。大きな不満はない。しかし、それぞれに対して、少しずつのは要望はある。例えば、以下のようなことだ。 軽食がよいのは嬉しい。だが、あくまでもケーキバイキングなので、プチケーキ以外を増やして欲しい。杏仁豆腐も含まれていることを記す必要がある。メニューに名札を付けてもらいたい。 不満はないが、要望はある。これは、将来性があるということだ。それだけに、終了が悔やまれる。ほんの小さな一歩で、大きな飛躍が期待できると思ったのだが。
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