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京王プラザホテル2階、特設レストランのカレーランチバイキング。同じ階には月変わりでテーマが変わる食べ放題店「バイキング シェフハット」がある。 種類はカレー6種を含めて全12種ほど。ランチのカレーバイキングでは、カレー6種は最も多い部類に入る。だが、ナンがないのは悲しいところだ。それに、サイドメニューも殆どないし、デザートに至っては一切用意されていなかった。カレー6種というのがよいだけに、その他のメニューが足を引っ張る格好となっている。 味について。羊肉の荒挽肉カレーはマトンの臭みは程々であった。大きく挽かれた肉は食感がしっかりとしていて印象的である。ベジタブルカレーはジャガイモ、ナス、ブロッコリー、タマネギが入っていた。唐辛子も加えられているので思いのほか辛みがあって刺激的であった。ポークカレーは塩気が強くて辛い。ややしょっぱすぎるとも思われたが、これくらいの方がメリハリがつくのかも知れない。ポークは食感を楽しめる大きさと柔らかさを兼ね備えていた。タイ風グリーンカレーはイカ、海老、ホタテ、白身魚など、魚介類がたっぷりと入っていた。サラサラとしており、ココナッツミルクが思いがけずに香る。チキンカレーはドロッとしており、スパイスが効いて複雑な味わいであった。ビーフカレーはコクがあるのだが、まろやかな印象の方が強い。 メニューはカレー中心なので、飽き易い。だが、6種類のどれもがおいしく食べることができたのは、幸いであった。 店内のスペースはこじんまりとしており、ちょうど正方形に形造られていた。床には絨毯が敷かれ、BGMにはクラシックが流されていた。とても落ち着ける雰囲気だ。テーブルも大きかったし、居心地はよいだろう。 サービスについて。それほど回転率はよくなかったとうこともあり、補充は無難な印象であった。皿の片付けも遅くはない。また、テーブルに水のポットが置かれていた。カレー食べ放題でこの心配りはよい。 この店は、最も多い部類であるカレー6種を揃えており、そのどれもがおいしく食べることができる。店内はリッチ感があって落ち着きもある。だが、ナンやデザートが用意されていないし、サイドメニューも弱い。欧風カレーだからナンは必要ないのだとしても、少し寂しいものがある。何故ならば、通常のランチのカレーバイキングよりも値段が高いからだ。 カレーのみを落ち着いた空間で食べたい。そんな時にこそオススメの店である。
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