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ヒルトン東京ベイ地下1階にある中国料理店で行われている食べ放題。TVチャンピオンで三連覇を果たした宮本莊三氏が料理長として腕を奮っている。システムはオーダー方式だ。 最寄り駅は舞浜であり、場所はディズニーリゾート。5つ並んだオフィシャルホテルのうち、真ん中が同ホテルだと覚えておけばよい。 種類数は全部で206種も揃う。グランドメニューの全てからオーダーができるというのは嬉しい。そのうちの2種は食べ放題不可であるが、それでも204種にもなる。デザートは多くないのだが、10種ほどは用意されているし、この店で行われているのは甜点心の食べ放題ではない。全ての食べ放題店の中で最も種類数が多いということは、明白である。 味について。特選冷製の盛り合わせは、チャーシュー、お麩、蒸し鶏、ピータン、クラゲによる取り合わせだ。大葉が敷かれている。ピータンはコクがあるのだが、臭みはあまりない。チャーシューは甘味があって、膨らみのある風味だ。 特上ふかひれの姿煮は、ふかひれの繊維がしっかりとしている。伊勢海老の黒豆ソース煮は、黒豆が程々の分量であり、黒豆の風味は弱めであった。蟹と白菜の煮込みでは、蟹肉が適度に感じられ、とろみがある。かえるのスパイス炒めは、スパイシーで辛味が強い。かえるの肉は、チキンよりもサッパリとしており、白身魚にも似た印象。牛肉入り炒飯は細切りの牛肉にネギ、卵、白菜が具材である。ふわっと風味が広がるのがよい。なまこと海老卵の煮込みはあんが甘かった。鮑の胡麻ソース煮は胡麻が軽く、香りは豊かである。鮮魚の中国酒ソース煮は、上品な香りが漂う。ふかひれスープ 干し貝柱と鮑入りはとろみがあり、旨味が凝縮されている。鴨の薫製は包餅に挟み、塩胡椒を好みで振る。燻した鴨は香りの立ち上がりが早い。特製つばめの巣スープは、つばめの巣があまり多くはなかった。ブイヨンカップに似た、両把手の鉄製による器で供される。 フルーツ入りアーモンドゼリーは角切りのメロン入りだ。杏仁豆腐は喉越しがよい。王朝風月餅のあんはアーモンドが中心。中国風おしるこは、おしるこであるが粒あんであった。小豆には大納言が使用されており、食べ応えがある。栗もトッピングされていた。 どれも非常においしく食べることができた。油っこくて苦しいというようなものはない。 店内は140席と広い。個室は無料であり、円卓が用意されている。床は青の絨毯であり、クロスは黄土色であった。窓からは中庭の眺めが広がる。多くの光が採れるので気持ちがよい。BGMは、ピアノ演奏によるジャズなどであった。聴かれたのは、”Ruby My Dear”などである。 補充は全体的にまずまずであろう。オーダー方式なので、モノと混み具合によっては、時間がかかる時もあった。だが、その場合には断りを入れてくれるし、早い時もある。皿の補充や片付け、お茶の取替えは早い。また、当日は別席で誕生日会が開かれていた。 味、種類数ともに文句はない。補充に時間がかかる時もあるのだが、制限時間はないし、居心地もよい方だ。値段自体は安くはない。だが、内容を考えれば得であることは分かるだろう。 金銭的に余裕があるのならば、是非一度は訪れてもらいたい食べ放題店である。
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