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神谷町の南インド料理専門店で行われている、ランチのカレー食べ放題。食べ放題は平日にのみ行われている。 最寄り駅は神谷町。駅を出て、桜田通りと交差する道を御成門方面へと向かう。1分程歩き、デイリーヤマザキの入ったビルの2階に、同店がある。 種類数は全部で11種。種類数は多くない。ドリンクが付いていなかったのは残念だ。だが、種類数の少ないカレー食べ放題において、カレー5種というのは多い方である。サイドメニューがあるだけよいだろう。南インド料理専門店らしく、同料理を前面に押し出しているのも好ましい。 サフランライスは色がしっかりと付いていた。ジャポニカ米であり、水分が多く、粘り気が強い。南インドなので、ジャポニカ米を使うのはよいが、やや水分が多過ぎではなかろうか。バダーとは、ウラッド豆のドーナツのことだ。タミルナド州のおつまみである。さっくりとした食感だ。豆のペーストであるが、芋っぽい風味が感じられた。チキンローストは辛い。油も多かった。ケララポロターはチャパティ風だ。薄くてもっちりとしていた。ケララ州のパンである。 サンバール豆のカレーにはレンズ豆が使われていた。トマト、タマネギが入れられている。甘味があり、サラサラとしていた。野菜カレーは辛味が強いのだが、甘味も内包されている。ジャガイモ、ニンジン、カリフラワー、グリーンピースなどが入れられていた。チキンカレーには皮あり骨なしの鶏肉が使われている。「チェシナド町のカレー」とも書かれていた。マトンカレーにはブツ切りにされた羊肉が入れられている。羊臭さはあまりない。ゼラチン質で辛味は強かった。アンドラ州のカレー」「インドで一番料理の辛い州」との説明書きがある。ジャガイモと豆のカレーにはヒヨコ豆が使われていた。 デザートは、「タピオカココナッツミルクである。カルダモンホールも入れられており、風味が豊かだ。 どれもおいしく食べられた。丁寧でありながらも味わいは複雑であるし、具在感もある。 店内は狭い方だ。テーブル間隔は狭い。床は白とオレンジのタイル。テーブルには水のポットが置かれている。BGMは打楽器による演奏曲であった。 客層は30代以降が中心。女性が4割を占める。インド人も少なくない。欧米人もいた。 補充は早い。皿交換はできず、片付けはなかった。レジ前にはフェンネルが置かれている。 皿交換ができないのは残念だ。だが、それだけではなく、カトリも2つまでしか使用できなかった。カトリの数よりもカレーの種類数の方が多いので、カトリを使い回すことは必至だ。せっかく5種類もカレーがあるのに、味が混ざってしまうのは店にとってもマイナスではなかろうか。 皿が交換できず、かつ、使用できるタカトリに制限が設けられているような店は、ほとんど記憶にない。値段はやや高いものの内容はよいだけに、残念なことである。
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