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グランドプリンスホテル新高輪地下1階のレストランで行われている、デザート食べ放題。「いちご3Stylesブッフェ」と題されており、いちごデザートを3つのスタイルから考えた面白い試みだ。
同店ランチ食べ放題のレポートや系列ホテルにある「トップ オブ アカサカ」の「ベリーベリーストロベリーフェア」のレポートも参考にしていただきたい。
最寄り駅は品川。高輪口を出て、柘榴坂を上って行けばよい。坂道の高低さがあるために、地階にある同店には、階段を上って到着することになる。
全部で20種類程度と、まずまずの品揃えだ。軽食はいくつか用意されているといった程度である。デザートはテーマのいちごに忠実なのがよい。ただ、3つのスタイルへの分類が今ひとつピンとこない。しかも、いくつかだけグループ分けされていないものもあって、半端な印象を受ける。
いちごのパイ包み焼きは、個数限定のタイムサービスであった。
本日のパスタはスパゲッティ ミートソース。出来合いの平凡なものだが、甘味の合間に食べるにはよい。冷性カッペリーニは軽いジェノバ風。仄かにバジルソースが香り、プチトマトが涼しげであった。ミネストローネはそこそこに甘酸っぱく、キャベツの甘味が感じられる。シーザースサラダはロメインレタスが肉厚で食感がよい。パルメザンチーズがたっぷりと使われており、ベーコンの塩気もある。
いちごのマカロンは、1枚のいちご風味のマカロン生地に、イチゴ、グレープフルーツ、生クリームが載せられ、仕上げにチャービルがあしらわれていた。マカロン生地は地味でぼんやりとした味で、見た目の軽やかさと印象が異なる。あまおうの米粉ロールケーキは米粉生地らしく、かためで弾力があり、歯応えがよい。さりげなくいちごの風味が舞う。いちごのフルーツみつまめは、みつまめと命名されているものの、赤えんどう豆ではなく小豆が入れられていた。あまおういちごのサクサクデニッシュはデニッシュにたっぷりとバターが挟まれており、リッチで香ばしい。ただ、あまおうにしては、あまり大きくはなかった。
いちごを飾ったチョコレートケーキは、しっとりとしたクラシックショコラの上にいちごが載せられている。チョコレートはそれなりにビターなので、いちごの甘酸っぱさが映えた。ストロベリーチーズケーキはスフレチーズにいちごが載せられたものだ。スフレチーズは単調であまり深みもない。ストロベリーゼリーは、手頃な張りがあり、喉越しもよかった。いちごのパンナコッタは口溶感がある。ストロベリームースは重たくて、いちごの風味は低調。
いちごシュークリームと名札に書かれていたものは、パリブレストである。いちごのムースクリームは酸味が強く、底のカスタードクリームとは対照的。全体の一体感はあまりない。いちごいっぱいタルトは、その名に違わず、いちごががっぷりなのが嬉しい。いちごのフルーツサンドウィッチは、耳をカットした食パンで、生クリームといちご果肉とを挟んだものだ。ポップで懐かしいデザートパンである。いちごのプリンはパンプディングになっており、重たい。
いちごのパイ包み焼きは、ザクザクとしたパイ生地といちごのフレッシュさが合っている。
軽食類は簡易的だが、悪いという程ではない。デザートもそれほど手は込んでいないが、いちご尽くしなので満足できる。
店内は奥に長く、広い。テーブル間隔に余裕があり、床はフローリング。明かりは柔らかく、外からの採光が多い。BGMには洋楽POPSが流されいてた。
客層は30代以降が中心。女性が9割を占める。女性グループが多かった。
あまり客がおらず、減っていなかったこともあるが、補充は十分である。皿の片付けも早い。従業員は応対が丁寧だ。
前出の「トップ オブ アカサカ」に比べると、デザートは簡易的な作りだ。だが、値段は高くないし、企画意図は面白い。色々ないちごデザートを食べたければ、それなりに満足できるだろう。
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