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東京全日空ホテル36階のバーラウンジで行われているランチ食べ放題。内容の差異は定かではないが、平日と土日祝日とでは値段が異なる。当日は平日であった。「スカイバー アストラル」が前身だ。 最寄り駅は溜池山王、六本木通り沿いに同ホテルがある。 種類は30種強が揃う。ホテル系ランチ食べ放題でもよい方だ。前菜とパンが充実する。ただ、実際にはそれほど多くは感じられなかった。と言うのも、メインの温料理が少なくインパクトが弱められていたし、パンが充実しているとは言ったもののフルーツ着せ替えデニッシュが多かったからである。温料理にはイタリア料理が用意されていたが、パスタやピザなど大衆的なものも置いてはどうであろうか。 味について。デニッシュ類はどれもパリパリでリッチな味わい。フルーツの下にはカスタードクリームが絞られており、フルーツの酸味を和らげたり、フルーツ独特の芳香を陰から支えていた。ガーリックトーストはかためだ。あんデニッシュにはケシの実がトッピングされている。フィリングは粒あんで、思いのほかたっぷり。甘味は弱いので煩わしくはない。ベーグルはそのままのサイズなので大き過ぎて手が出しづらかった。最低でもハーフサイズにはカットする必要があるだろう。 ミックスビーンズにはヒヨコ豆、金時、エンドウ豆が使われていた。豆の分量は等しいように思われる。カリフォルニアロールは2種用意されていた。俗に言うカリフォルニアロールは、円周をとびっ子で塗されており、アボカド、カニ、昆布が巻かれている。もう一つは、金胡麻で周囲を塗されており、昆布、キュウリ、玉子、カンピョウ、ニンジンを包んでいた。酸味は軽い。 牛バラ肉の赤ワイン煮込みは赤ワインが軽めで、ニンジンやズッキーニも加えられていた。バラ肉は大き過ぎず小さ過ぎず、柔らかい。添えられていたペンネはかためだ。フィレポークカツレツはカツレツが小さい。帆立のソテーは帆立が肉厚で食べ応えがある。 イチゴショートには、ホワイトチョコ削りが散りばめられている。スポンジはふんわりとした仕上がりで、イチゴスライスがサンドされていた。チョコレートブラウニーにはクルミとレーズンが加えられている。プチシュークリームのフィリングはバニラビーンズ入りのカスタードクリーム。チョコレートソースと粉糖がふんだんにかけられている。 氷菓類はどれも紙カップで供されていた。他のメニューと比べると、これだけは同店の雰囲気にそぐわない。プレートで供すべきであろう。さらには、オーダー方式に変更した方がよい。 全体的に外れはなかった。ただやはり、温料理が少ないのでインパクトは弱い。 店内は広く、同店専用のトイレも設けられていた。形状は、緩やかなアーチを描きながら縦に長い。入り口にバーカウンターが設置されていた。当日案内されたテーブルが奥だったので、残念ながらどのような酒が佇んでいるのかを確認する機会に恵まれなかった。 テーブル間隔は広く余裕がある。床には石タイルが敷かれていたり、青や紫や茶の絨毯が敷かれていたりした。ガラスが大きく張られ、皇居や国会議事堂を一望できる。景色へ向かって、俗に言うカップルシートも用意されていた。 BGMはジャズでピアノが中心。「Blue In Green」などシットリとした曲が流されている。 客層は30代以降が多く、20代前半まではあまり雰囲気に合わなさそうだ。白人客も見られる。 補充と片付けは早く、水とドリンクの注ぎ足しにも文句はない。料理台は長く取り易かった。会計はテーブルチェックである。 同店では洋食の食べ放題が行われている。味、種類数はよい方で、補充と居心地には文句がない。ただ、値段は安くないので、温料理には充実してもらいたいところだ。 まだ開店したばかりなので、今後に更なる期待を寄せたい。
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