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昨年2002年8月に竣工した丸ビル35階にあるタイレストランのランチバイキング。系列店で食べ放題を行っている店には「ラ マレンマ」「コカレストラン 渋谷店」「欣葉」がある。 ぐるなびでのHPはコチラ。 種類はサラダ類をまとめると思ったよりも少ない。料理が14種ほどであり、デザートが6種ほどである。生野菜が多いのは悪くはない。だが、バリエーションはあまり多くない。 センレック ナームは実演であり、その場で茹でてくれる。これ自体はよい。ただ、ここよりも値段が安い同系列店「コカレストラン 渋谷店」では2種類の麺が用意されている。しかし、ここでは1種類だけである。単純に比較はできないが、やや気になるところではある。 味について。エビのすり身揚げはカリカリと心地よくエビが静かに香る。グリーンカレーはココナッツミルクがじんわりと主張していた。食べた後も辛さが残る。ちなみにライスはインディカ米が用意されていた。牛肉と茄子の炒め物はこってりとしている。牛肉のうま味が出ているのはよい。 フルーツケーキは生地にオレンジが加えられている。ほのかな酸味がよい。それに生地が少しカリカリとしているので食感を楽しめる。タピオカココナッツミルクは甘味が強い。かぼちゃがトッピングされており、新鮮さを覚えた。かぼちゃのややかたい食感がアクセントになっている。たろ芋のケーキはベタっとした甘味が印象的だ。だが、よくも悪くも芋臭さはあまりない。パンナコッタはバニラビーンズ入りであり、とてもまろやかであった。レモンのムースは酸味が強いが、後味はさっぱりとしている。 料理はさっぱりしたものからこってりしたもの、酸っぱいものから辛いものまで揃っている。種類は多くないのだが、タイ料理の味わいを楽しめるだろう。料理よりもデザートの方が印象に残っている。 店内は長方形に形作られている。BGMはジャズであった。床は木造りであり、天井は高い。菅が剥き出しであるのだが、清潔感はある。木造りの店内、35階から眺め下ろす丸の内の景色のお陰であろう。キッチンはガラス張りであり、中が見通せた。テーブルの間隔も広い。実に解放感がある。 当日は客の9割が女性であった。デートで訪れるのには申し分がない。だが、グルメや流行に敏感な女性同士で食べに行く方がよいのかも知れない。 サービスについて。補充や水のサーブは早かった。常に料理台を監視している従業員がいたので、当然といえば当然である。しっかりと料理台に注意しているのはよい。また、椅子に座る際にはわざわざ椅子を引いてくれた。皿もサーブ方式であったのだが、片付けが早く、頻繁に取り替えてくれていた。全体的にサービスはよい。ただそれだけに、料理に名札が1つも付いていなかったのは残念だ。 この店は話題の丸の内ビルディングの35階にある。半年経った現在でもまだまだ賑わいがある。味と種類にそれほどインパクトがないことは否めない。だが、それをカバーできるだけの雰囲気やサービスが用意されている。その証拠として、20代後半の女性客が多かったことが挙げられるだろう。 ただ、値段はあまり安くはない。どちらかと言えば、その値段は、味と種類の代償としてではなく、居心地やサービスの代償として支払われている。デートで訪れるのもよい。だが、この点が「雰囲気を楽しむことのできる」女性同士で訪れている大きな要因であろう。
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