|
外苑西通り、つまりプラチナ通り沿いにあるバーのランチバイキング。場所柄の性格もあって、内容はオヤジ系なのだが、客層にオヤジは誰もいなかった。これは面白いことである。 種類は全部で7種ほどだ。種類数は少ない。ランチセットを食べているのと殆ど同じだ。だが、値段は安いし、場所は南青山3丁目である。それを考慮すれば、この種類数でも仕方がないのかも知れない。 味について。キャッロットスープは甘味がしっかりとしている。だが、最後にはしっかりと酸味が迫ってくる。豚肉とモロッコいんげん野菜炒めはコッテリとしていた。いんげんのボリボリとした食感がよい。かき揚げはサツマイモ、ナス、イカが揚げられている。具材感があって賑やかだ。豚肉と筍のカレーは豚肉と筍が沢山入れられていた。味は辛口であり、特に深みはない。 料理は特に悪いところはなかった。だが、どれがよいということもないだろう。内容は日替わりである。この日は「ご飯を活かした料理」であった。好みに応じて訪れる曜日を決めた方がよいだろう。 店内はとても美しい空間であった。天井は高く、キラキラと光輝いている。海底をイメージして作られた吹き抜けだそうだ。バックバーのお酒はあまり大したことはない。だが、後ろから差し込んでくるブルーのライティングによって、ボトルが青く映えていた。コピー通り、まさに「湖の中にいるような神秘の世界」である。 100インチのスクリーンが備え付けられており、従業員は日本サッカー代表のレプリカユニフォームを着用していた。この大スクリーンでの観戦は盛り上がることだろう。 中高年の女性が1人で訪れていたのが目立った。だが、やはり全体的に若い女性が多い。流れてくる会話の内容もすぐ近くにあるクラブの話などであった。ちなみにBGMは洋楽が流されていた。 店内の雰囲気はよい。ただ、テーブルの間隔は普通であるし、テーブルも大きくはなかった。 補充や皿の片付けは普通だ。だが、従業員は丁寧である。 この店は料理の内容は平凡だ。普通のランチセットと何ら変わりはない。だが、日替わりで趣向を凝らしている。それに、この場所、この雰囲気で、これだけの安い値段なのだ。 安い値段でスタイリッシュな食べ放題店でランチを取ることができる。それだけで訪れる価値があるのではないだろうか。
|