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川崎のそば屋で行われている、田舎そばの食べ放題。店名に「十割そば」とあるように、使われているのは、つなぎが一切使用されていないそば粉100%のそばだ。信州、更科、出雲など5種類あるそば粉を好みでブレンドできるというのも、同店の謳い文句である。 システムはオーダー方式であり、ツユもお代わりができる。 最寄り駅は川崎であり、ビルの場所は川崎駅前東という交差点の傍だ。食べ放題は終日行われているし、訪れ易いだろう。 食べ放題できるものは、そばのみ。ツユもお代わりできるが、これは種類に入れることができない。種類数が少ないということは、改めて述べるまでもない。ただ、そば食べ放題では、食べ放題できるものがそばのみというのが普通だ。食べ放題不可ではあるが、そばチップという菓子も付いている。 味などについて。そばは田舎そばなので、黒めであった。太さは2ミリ以上、3ミリほどあっただろうか。非常にかためで弾力もあり、コシの強さを楽しむことができる。舌に載せられた時の重量感もよい。田舎そばは信州系であるが、同店ではつなぎを使用していないので、風味も楽しむことができた。 そばチップは、そばをカラっと揚げたものだ。ポリポリとしてリズム感がある。ただ、部位によっては塩がかかり過ぎており、塩味が強かった。 そばしかないのだが、飽きずに食べることができる。かための麺類が好きであれば、物足りなさは感じられないだろう。 店内は細長く広くはない。分煙がなされている。床はフローリングで、テーブル間隔は普通だ。BGMは何も流されていなかった。印象的だったのは、店内の壁にいくつもあった貼り紙だ。内容は食べ方や成分図などであり、そばに関する知識が得られる。 客は40代以降の主婦ばかりだ。恐らく近くに住んでいるのだろう。食べ放題客はあまりいなかった。 補充はよい。そばがなくなると、次を持って来ようかどうか、すぐに訊ねてくれる。 種類はそばしかないのだが、非食べ放題で菓子が付く。つなぎを使用しない十割そばであったり、そばに関する薀蓄が貼られてあったりと、そばに対するこだわりを窺い知ることができる。実際に、そばはおいしく食べることができた。内容から判断しても、値段は高くない。 そばの食べ放題は稀だ。そば好きのみならず、コシのある麺好きは、訪れてみてもらいたい。
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