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神田錦町にあるマクロビオティックレストラで行われているディナー食べ放題。公式HPより引用させていただくと、マクロビオティックとは”環境と植物を十分に配慮した簡素で、バランスのとれた食事をすることによって健康で長生きをする「人間の理想的な生活方法」”だそうである。 食べ放題が行われているのは第4金曜日のみだ。すぐ近くにあるデリ&カフェでも食べ放題が行われているのだが、こちらは第2金曜日なので注意してもらいたい。 最寄り駅は竹橋だが、神保町でもよい。首都高都心環状線すぐ下の通りにあるのだが、少し穴場的でもある。 種類は全部で20種強が揃う。ディナーとしてはちょっと物足りないところだ。デザートはそこそこに充実していると言える。味噌汁はオーダー方式であった。 味について。味噌汁には豆腐とネギが入れられていた。塩分は明らかに控えめであり、健康が配慮されていることが感じられる。ワカメとコンニャクの煮物にはスナックえんどうが載せられていたので、シャッキっと締まった印象であった。ひじきと切干大根のサラダは大根の歯切れがよい。カボチャの味噌和えは柔らかく仕上げられている。カボチャの甘味と味噌の風味とが共に生かされているようだ。あんぱんの白パン生地はかためでもっちりとしている。ケシの実が多少塗せられており、フィリングの粒あんは甘くない。俗に言うパッケージ入りの「菓子パン」に慣れている者にとっては口に合わないだろう。いや、まさにそれに対するアンチテーゼなのだから当然であるが<灰|、話が逸れていきそうだからよしとして>。豆腐オムレツには、タマネギ、ピーマン、ニンジンが加えられている。豆腐がしっかりと感じられ、上に載せられたミツバがアクセント役を担う。豆のドライカレーは仄かに辛味を有す程度であった。使われていたのはインゲン豆である。きのこのスパゲティには、シメジ、エリンギ、キャベツが具材として用いられている。オイルやソースに頼らないので、当然のことながら味付けは淡泊。これも、先ほどのあんぱんと同様である。根菜のピーナッツ和えの根菜にはゴボウが使われていた。ゴボウとピーナツソースとの相性はよい。散らされたカイワレのピリ辛さはないよりはあった方がよいだろう。フライドテンペは香ばしさがある。ちなみに、テンペとはインドネシアの発酵大豆だ。 いちごと甘夏のショートケーキでは、いちごがサンドされてあった。フランボワーズ、ブルーベリー、チャービルが載せられている。見た目は適度に華やかなのであるが、淡泊なので物足りなさもあった。りんごと松の実タルトのリンゴはブロックである。バターや砂糖が足りないが、これはこれで楽しめた。抹茶と黒豆のパウンドケーキはちょっと渋い。アーモンドフロランタンには、かぼちゃの種も加えられている。かたくて食べ応えがあるし、香りもよい。ぶどうのゼリーにはぶどう果肉が入れられており、チャービルが浮かんでいる。どろっとした食感であった。 全体的にやはりリーンな印象である。だが、素材の風味が感じられていたのはよい。 店内は狭いが、テーブル間隔は普通であった。床はフローリングで、木造の印象である。壁は白で薄明かり、オープンキッチンであった。隠れ家のような感じであり、雰囲気は悪くない。それだけに、カーテンに覆われてはいるものの、窓の外が首都高都心環状線というのは残念だ。BGMに流されていたのは、静かなピアノ曲、フレンチポップス、ジャズの女性ヴォーカルだ。最後にはスキャットも聴かれた。 客は20代半ば以降で、女性グループやデート客に加えてファミリーも見られた。 補充と片付けはよい。水の注ぎ足しも迅速である。料理にはどれも名札が付けられてあった。それはもちろんよいことなのであるが、ほとんどの自然食食べ放題では説明も加えられている。説明もあった方がより親切だろう。テーブルの上にアンケートが置かれていたのはよい。 料理もデザートも丁寧な感じがするのはよい。店内の温かい雰囲気もよいだろう。ただ、ディナーにしては種類が少な過ぎる。スペースが狭いのは分かるのだが、物足りなさが感じられるのは事実だ。値段はこれでよいので、もう5つくらい種類を増やしてもらえたらと思う。
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