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自然食をテーマとした、キッチン付きパーティースペースで行われているランチバイキング。同店では「つぶつぶお昼ごはん」を銘打っている。 最寄り駅は都営大江戸線の牛込柳町だ。駅からはそれほど遠くない。だが、住宅街にある小道を歩くため、少々分かりづらいだろう。月曜日は定休日なので注意をしてもらいたい。 種類は全部で20種強揃う。店の前にある立て看板の表記通りだ。「オーガニック、100%植物油、シュガーフリー、手作り」を謳っており、穀物もたくさん使われている。それだけに、どのメニューも個性溢れるものだ。化学調味料による均一化された味付けとは異なる。 ただ、デザートが用意されていないのは残念だ。同店でしか提供できないようなデザートを食べられたら嬉しかった。 味について。ごぼうだしの味噌汁は濃い。味に深みがあり、力強さが感じられた。具材は、油揚げ、なめこ、ごぼう、豆腐だ。雑穀米は白米が8割、そばの実が2割ほどである。そばの雑穀米は初めて食べたのだが、これくらいの割合であれば、何も気にならない。ちょっとしたアクセントがあって面白かった。玄米ご飯は白米の割合が多かった。柔らかく炊き上げられている。もっちりとした食感だ。青菜とわかめのはりはり和えは、切り干し大根の酸味が強かった。かぼちゃ さつまいも りんごのゴマクリームサラダは、ゴマがあまり前面に押し出されていない。カボチャとサツマイモの甘味が中心だ。軽い塩味で素朴だった。リンゴがアクセントとして入れられていたのもよい。揚げ物には自然海塩が用意されていた。膨らみのある塩味がよい。里芋のナッツ揚げは、トッピングされたナッツのポリポリとした食感がポイントだ。玄米汁ビーフンは、スープにまいたけと白菜、昆布が入れられている。昆布の旨味がスープに溶け込んでいた。蒸しパンはかためでモチモチとしている。ごまバターを軽くつけただけで、口の中一杯に胡麻風味が広がった。これはよい。 どのメニューも素朴だが個性的であった。素材と手作りにこだわっていれば、当たり前のことである。だがしかし、今の時代は、それが難しいのだ。 店内は木造りの印象が強い。ムクの白木と土壁で構成されている。明かりは優しい。BGMは有名曲のメロディが流されていた。例えば、「Mrs. Robinson」や「My Favorite Things」が、そうである。テーブル間隔は広めだ。「光と緑あふれるエコスペース」というコンセプトが伝わってくる。 客層は30代以降の主婦ばかりであった。住宅地とヘルシー志向という理由から、主婦が多かったのだろう。 補充は普通だ。適度になされていた。皿の片付けはそれほど頻繁ではない。従業員は親切で丁寧であった。名札が全てのメニューに付けられていたのはよい。ただ、説明も添えて欲しかった。ヘルシーを謳うのであれば、料理の構成要素はとても重要となるはずだから。 料金は前金制である。アンケート用紙が配られ、記入をお願いしていた。向上心があるのはよいことだ。 種類は少なくないし、寛げる環境だ。だが、ランチとしては、この値段は安くない。これくらいであれば、デザートを用意したり、ヘルシーというテーマからして料理の説明が必要だろう。 食べ放題は始まったばかりだ。向上しようとする意思が伝わってくる。今後に是非注目したい。
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