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高田馬場の早稲田通り沿いにポツンとある焼鳥屋のディナーバイキング。お店というよりも、限りなく屋台に近い。場所は、早稲田通りを下落合方面に進み、西友を少し過ぎたあたりだ。店の前に置かれた「食べ放題」のノボリを目印にするとよい。 種類は料理が28種、ドリンクが10種ほど揃っている。料理は少なくはないのだが、ディナーではこのようなものだろう。デザート類が一切用意されていないのはマイナス材料だ。ドリンクは普通程度の種類である。アルコール飲み放題を売りとするのであれば、決して多くはない。あくまでも、焼鳥がメインのようだ。 味について。砂肝はコリコリとしてやや塩辛い。皮は甘ダレで、うま味がある。つくねは焦げめがつく程度の焼き具合だ。ナンコツは大きめでバリバリとしていた。イカの塩辛は、いくら塩辛でも塩気がきつ過ぎる。合鴨にんにくは大きなにんにくがかましてあった。合鴨の肉は弾力があって香りも広がる。牛串はスパイシーな味付けだった。だが、ちょっと小さいので、迫力不足だ。冷や奴は鰹節がたくさんトッピングされていた。ブタカルビチャーハンはベトベトだ。ブタカルビはほぼ全く見当たらない。僅かながら、ニンジンが入れられているようであった。餃子は味付きである。焼き加減はちょうどよさそうだった。だが、具材感に乏しい。皮がダブついているようでは物足りさが募る。 焼鳥はある程度おいしく食べることができた。だが、それ以外のものは、かなり簡易的だ。物足りないという印象が強い。 店内について。店内は1テーブルで8人が腰掛けることができる。椅子はビールケースを2段重ねて作られたものであり、テーブルはとてもベタベタしていた。残念ながら、長居できる環境ではない。お尻は痛かったし、テーブルに触れる腕には心地よからぬ感触が走った。店内の造りもコード類が全て剥き出しになっている。テレビが置かれており、ナイターが映し出されていた。雰囲気のあるデートは無理だろう。女性を連れてくる場合には注意が必要だ。 テーブルには、何故だか、「フォン ベト」のチラシが挟まれていた。このような場所にまでチラシが配られているとは面白い。PRに余念のない「フォン ベト」らしいことだ。 補充の早さには特に問題はなかった。だが、悪気はないのだろうが、注文していないモノを持ってくるのは勘弁してもらいたい。例えば、焼鳥でつくねを1本だけ頼んだとする。すると、2人いれば、2人分の2本を勝手に持って来てしまうのだ。このことを伝えても、あまり分かってもらえなかった。再び人数分を運んで来ることが度々あった。 食べ放題では、何をどう食べるかという選択が重要であり、かつ、楽しい部分である。なので、客の意思に合わせてもらいたい。悪気がないのは分るが、是非気を付けてもらいたいところだ。 当日はドンク飲み放題を付加しなかった。だが、その場合には1ドリンクをオーダーしなければならない。このことはどこにも書かれていなかった。きちんと、どこかで述べておくべきだろう。料金は前金制である。 種類はある程度揃っており、ディナーでこの値段は安い。だが、店内の居心地はよくないし、システムや補充に対する不安が存在している。屋台風というのは構わない。むしろ、希少性という意味で歓迎しているくらいだ。だがいくら屋台風と言っても、この店は食べ放題店である。いや、その前に飲食店なのだ。システムをきちんと確立し、かつ、食べるに心地よいスペースを提供してもらえれば嬉しい。
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