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吉祥寺駅の北口を出てすぐ、ハモニカ横町にあるカフェのランチバイキング。内容は和食であり、質素で健康的だ。 種類はお代り不可の玄米を入れても全部で10種しかない。デザートは1つもない。これは言うまでもなく、種類は少ない方だ。料理台も狭く、バイキングというよりは「お代り自由」といった感じがする。 味について。麻婆豆腐はピリリと辛く、黒豆の香りと苦味がアクセントになっている。切り干し大根はひじき、カイワレ、シメジが入っていた。大根のやや太めでしっかりとした食感が印象に残る。玉子焼きには栄養価の高い豆苗が入れられていた。玉子はかたすぎずにトロッとしているし、豆苗の香りもよい。豆苗が入っているせいか、作りは家庭的でもややリッチに感じられた。 玄米がお代りできないし、種類は少ない。飽きがくるのは早かった。だが、どれもおいしく食べることができたと記しておこう。 店内について。店内は非常に狭い。2階建てになっているが、1階には2席テーブルが4つしか置かれていなかった。2階が使用されているのかどうかは分からない。だが、上に案内された客が皆無であったことから、恐らく従業員のための空間であると思われる。 通りを挟んですぐ向かいには、カフェ形式を色濃くした同系列店がある。そこにもランチバイキングの客が案内されていた。店内が狭いので仕方がないだろう。だが、さすがに通りを挟むとなると、お代りがしづらい。これは苦肉の策と言える。 店内が狭いため、当然のことながらテーブルの大きさやテーブル間隔も制限をされていた。ゆっくり落ち着いて食べるという点に関しては、少し厳しいかも知れない。ともすると、ファーストフードや立ち食いそばの雰囲気である。恋人や友人と訪れるよりも、独りでさっと食べたい時に都合がよいであろう。 サービスについて。厨房のすぐ近くに料理台もあることから、補充は早かった。従業員の対応も親切であり、気持ちがよかった。 皿交換はできない。残念だと言いたいところだが、種類が少ないので、皮肉にもそれほど影響を受けなかった。また、先程も述べたが、玄米はお代りができない。ヘルシーさを売りにしているところがあるので、これは非常に残念なことだ。 この店は吉祥寺駅にとても近い。吉祥寺の裏町的雰囲気を持っている。そこに、ややシャープなムードと軽いヘルシーなメニューが加えられているのは面白い。 ただ、やはり種類数が少ない。デザートがフルーツ1つもないのは寂しいところだ。それに、ゆっくりと食べることもできない。食べ放題を「食べ放題として楽しむ」ことは難しい。 だが、値段はそこそこであり、健康的でおいしい和食を食べることができる。吉祥寺でふと独り、タベホをしたくなったのなら、よいかも知れない。
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