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横浜中華街にある、海鮮中華料理店で行われている、オーダー方式の中華料理食べ放題。「元祖オーダーバイキングの店」と謳っている。 食べ放題は毎日、週日にかけて行われている。 食べ放題コースは、2625円28種、3675円42種、4725円56種、10500円58種の4種だ。他にも、ランチに、100名限定で、1575円20種60分というコースも用意されている。 当日は、2625円28種のコースを選択した。 最寄り駅は、元町・中華街、もしくは、石川町。中華街大通りの入り口にあたる善隣門のすぐ傍に、同店が位置している。 種類数は28種。オーダー方式の中華料理の中では、種類数は多くない。ある程度バランスはよいのだが、冷菜とデザートは寂しい印象だ。 初回時のオーダーでは、7品までという制限が設けられている。 味について。むし鶏の冷製は、肉厚だが、さっぱりとした後口だ。鶏肉の唐揚げは、隠し味程度にカレーが使われている。 一口肉まんは、食べ易いサイズだ。あんは、あまり多くない。白菜のクリーム煮の具材は、白菜だけである。白菜の甘味が、クリームの甘味と合っていた。 海老チャーハンは香りがよい。玉子、海老、グリーンピースが使われている。グリーンピースが、やや目立ち過ぎか。かき油のあんかけ焼きそばは、かき油の香味がよい。肉類は入っておらず、具材はもやしのみだ。 イカと芝海老のチリソースは、海老、松笠イカに加え、たくさんのタマネギが使われている。揚げワンタンは、パリパリとして、食感がよい。 全体的に、味は悪くなかった。だが、具材感が少ない。作りには、安易な妥協が感じられる。グレードを落としていることが、明らかであった。残念である。 店内はそこそこに広い。上の階もあるが、1階へと案内された。テーブル間隔は普通で、床はフローリング。赤が基調である。水槽が置かれており、幾匹かの鯛が泳いでいた。BGMには、中国音楽が流されている。 客は30代半ば以降が多い。女性が8割ほどだ。 オーダーしてからサーブされるまでの時間は、遅くはない。片付けは適度である。頼まないと、新しい取り皿を用意してもらえない。料理をサーブすると共に、新しい取り皿を持って来るというサービスは、まるでなかった。 味は悪くない。コースがいくつも用意されているのは、よいだろう。店内の装飾には、重みがあった。 だが、料理の質を落としていることが、明らかである。新しい取り皿を、料理と共に持って来てくれないのは、不親切だ。 「元祖オーダーバイキングの店」と、入り口で大きく喧伝している。元祖であるということで、他店と差別化を図りたいのであれば、自らが手本を示すことが必要ではなかろうか。手本を示さなければ、ここ最近の食べ放題人気に乗じているだけだと、受け取られかねない。 そうなっては、同店にとっても、客にとっても、そして食べ放題業界にとっても、よい結末が訪れることはないはずだ。
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