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銀座にあるパキスタンレストランで行われている、ランチの食べ放題。食べ放題は、毎日行われている。ナンとサフランライスだけの食べ放題コースも用意されており、こちらは1575円だ。 システムは、ランチのカレー食べ放題では珍しいオーダー方式である。 1度に注文できるのは、1種のカレーのみだ。食べ終えなければ、次のオーダーはできない。 最寄り駅は銀座や新橋。みゆき通り沿いに、同店が店子として入るビルがある。 種類数は全部で10種に満たない。食べ放題メニューで、サイドメニューやデザートが一切ないのは寂しいだろう。ただ、ラッシーやマンゴーラッシーが飲めるのはよい。カレー5種というのも、ランチのカレー食べ放題の中では多い方だ。 味について。ナンはかためで、しっかりとした作りだ。焼かれた面はパリっとするが、全体的にはもっちり感が優先した。油が少なく、麦が香る。サフランライスは、サフランの色付けが疎らだ。米種はジャポニカ米であった。 マトンカレーにはタマネギが加えられており、ブラックペッパーが見かけられる。辛味は強く、羊の匂いはきつくない。 ダールカレーに使われていた豆は、ヒヨコ豆の挽き割りと、緑豆であった。どちらともに、たっぷりと加えられており、甘味があり、味わいを形作っている。タマネギやショウガも入れられており、辛味は強い。 パラクパニールとは、ほうれん草とチーズのカレーのことだ。ほうれん草の緑色をしたカレーの中に、カッテージチーズに似たクリームチーズが3片浮かぶ。食感は多少どろりとする。ほうれん草の甘味と風味とが、じんわりと広がった。チーズのお陰もあって、最終的にはまろやかな味わいに帰結する。クミンも加えられていた。 ベジタブルカレーには、ジャガイモ、ニンジン、カリフラワー、タマネギ、インゲンが使われている。トマトベースのカレーで、酸味は仄かだ。 カレー、ナンともに、どちらともおいしく食べることができた。比較的、どれも主張がある。 ただ、カレーの量が多過ぎるのは不親切だ。それに、皿交換を行ってくれないのも、いかがなものであろうか。次のカレーが、前のカレーと同じ皿に盛られるため、味が混ざることは必至だ。各カレーのせっかくの主張も、これでは台無しではなかろうか。 店内は狭い。テーブル間隔は普通で、床はピータイル。BGMはインド音楽であった。タンドールが設けられており、周りはガラス張りになっていた。 部屋の奥に光る「避難はしご」の蛍光掲示が、異国情緒の装いの中で、妙なまでに目立つ。 客は20代後半以降が中心だ。カップルも少なくない。 補充は早い方だ。注文すると、すぐに持って来てくれた。フェンネルが用意されているので、帰りに、ひとつまみ口に含むとよい。 カレーやナンは、どれもおいしく食べることができた。オーダー方式であるが、補充は早い方だ。制限時間がないのも、よいだろう。 ただ、この値段は、インド系カレーのランチ食べ放題の中では、最も高い部類に位置する。それを考慮すると、この種類数では寂しい。さらには、皿交換不可であることと、カレーの量が多いことは、とても不親切に感じられる。 食べ放題を始めてからは、まだ間もない。味はよいので、あとは、より値段に見合う食べ放題的サービスを、提供できるように頑張ってもらえれば幸いだ。
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