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ホテルメトロポリタン2階にある、イタリアンレストランの前菜とデザートのビュッフェ。同ホテルには「スカイレストラン アポロ」「シーフードレストラン ジョリーロジャー」「カフェレストラン アイリス」など、有名食べ放題が入っている。 この店はランチセットにビュッフェが付加されるプチバイキング方式だ。ランチAセットにはビュッフェは与えられないので注意が必要となる。ちなみに当日注文したのはランチセットBであった。 食べ放題できるものは前菜9種とデザート5種だ。プチバイキングではそう悪くはない。だが、普通の食べ放題と比べなければあまり意味がないだろう。 味について。食べ放題はできないが、まずはランチセットから。本日のスープであるチキンのスープは濃厚であった。チキンにもしっかりとうま味が伝わっている。パンは3種あった。オリーブ入り、バジルライ麦入り、バジル入りのパンだ。特にバジル入りのパンは香りの広がりが素晴らしい。清々しくとすら感じられた。モッツァレラチーズとオレガノ入りリングイネ トマト風味はトマトソースの勝ち気な酸味をチーズの上品さとバジルの軽快さが追いかけてくる。リングイネなのでソースとよく絡んでいた。 次は前菜。ポテトとタコのマリネはポテトの甘みとタコのサッパリさの組み合わせがよい。イカとタコのサラダ トマトソースにはほのかな酸味が漂っている。イカとタコの弾力ある食感が印象的だ。チキンのサラダは適度に油が感じられ、風味がある。シーフードマリネはイカ、タコ、エビが入っていた。レモンが効いていており、爽やかな印象であった。 最後にデザート。ストロベリームースは酸味が程々でありマイルドであった。マロンのタルトは皮は薄いが心地よいくらいパリッと焼き上げられている。トッピングされた栗粒のアクセントがよい。ティラミスはマスカルポーネチーズが優しい。全体的にまろやかであった。 全体的においしく食べることはできた。だが、盛り上がりに欠ける部分があったのは否めない。 店内について。店内は狭くはないが特別広いということもない。だが、テーブル間隔には余裕があった。床にはきれいに絨毯が敷かれている。カジュアルさを装いながらも非常に上品だ。客層に年配客が多かったのも肯ける。。また、結婚式の二次会やパーティにもよく利用されているようだ。これにも納得がいく。上品でリッチなムードなので、デートにでの利用にも文句はないだろう。 サービスについて。皿の片付けや水の補充は早かった。特に皿などは、席に戻ると必ず片付けられていた。席に座る際には、わざわざ椅子を引いてくれる。それに、冷えたからと言って、新しいコーヒーをすぐにサーブしてくれた。従業員は皆は丁寧であり気が利いていた。 この店は雰囲気やサービスがとてもよい。この空間でずっとのんびりと寛げればと思う。自信を持って大切な人を連れて来ることができるだろう。 だが、正確にはやはり「バイキング店」ではない。あくまでも「プチバイキングが店」なのである。ビュッフェの内容は物足りない。コースメニューを加味して考慮したとしても、この値段ではどうであろうか。クライマックスが見当たらないのだ。 この店を訪れる時には、非食べ放題のイタリアンレストランと同じ感覚で臨むくらいの方がよいだろう。
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