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横浜スカイビルの最上階にあるフランス料理店のケーキバイキング。三國清三氏の店として有名だ。三國清三氏は、スモーガスボードを学び、そして日本に持ち込んだ、あの村上信夫氏の愛弟子である。 料理が5種、デザートが15種以上揃う。種類は特に多いということはない。料理は簡易ではないのだが、数は少ないだろう。デザートはチョコレートフォンデュやマニコッチなど、他店ではあまり見かけられないモノが用意されている。 味について。パリジャンサンドのポークはポーク、マッシュポテト、サニーレタス、オニオンが挟まれていた。マッシュポテトの甘味とフレッシュさがよい。ポークには厚みがあり、食べ応えがある。ミートパイは生地が香ばしい。ピザは薄焼きでパリパリだ。ナスが載せられており、チーズがよく香る。巨峰のタルトは甘味が強い。だが、酸味もしっかりとしている。タルト生地はサックリとした食感だ。一足先に夏の訪れが感じられた。ピーチケーキはチョコレート生地だ。赤く彩られた桃の果肉が載せられている。中にも桃の果肉がトッピングされており、瑞々しさが伝わってきた。ベリーのゼリーはラズベリー、ストロベリー、ブルーベリーなどが入れられている。酸味が強い。ミントによって爽やかに仕上げられている。ベイクドチーズは底のパイ生地にレーズンが敷き詰められていた。濃厚で食べ応えがある。 料理、デザートともにおいしく食べることができた。まとまっていてよい。ただ、上品なせいなのであろうか、インパクトに残るモノはそれほど多くなかった。 店内は南仏のプロヴァンスをイメージしたとのことである。天井は空に模され、店の造りも美しい。テーブルクロスは、煌くイエローや切ないくらいのピンクであった。テーブル間隔は広めだ。食器はミクニのブランドであった。BGMにはフレンチポップスが流れていた。音量は大きめであり、軽快感と清潔感がある。ピチカートファイヴの「ウィークエンド」のカバー曲が印象的だった。眺望も文句はない。 店内は若い女性が圧倒的に多かった。デートにはもってこいの店だろう。レストランウェディングが行われていることも納得がいく。ガツガツとした男性の団体客は相応しくない。 補充はよかった。だが、後半の方になると補充のペースが大分衰えてきた。食器やナプキンはすぐに取り替えてくれた。従業員は丁寧で気が利いている。それだけに、後半の補充の悪さは残念なことだ。最後まで気を抜かないでもらいたい。 料理、ケーキともに大きさは適度であった。1つ1つが小さめなので、多くの種類が食べられるだろう。 味、種類がよい方であり、居心地は非常によい。ただ、味、種類は、あともう一つ何かが足りなように感じられた。それに、接客はよいのだが、補充にはムラがある。 だが、これらの点は小さなことだろう。何故ならば、この値段で、これだけゴージャスなケーキバイキングを体験することができるからだ。他の有名オーナーシェフにも、是非食べ放題を行ってもらいたい。
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