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ヒルトン東京2階にあるブラセリーで行われているランチ食べ放題。ケーキ、ディナーともに食べ放題が行われている。ランチに関しては平日と土日祝日とでは、若干異なるようだ。 当日は土日祝のランチであった。 最寄り駅は西新宿もしくは新宿。歩くのが面倒であれば、ホテルと京王百貨店前との間を循環している無料シャトルバスを利用すればよい。 種類は全部で25種ほど。悪くはないが、アッパークラスのホテル系にしては少ない。温菜とデザートが少ないし、実演もないので、寂しい印象だ。洋食には珍しくパンが置かれていなかった。 味について。フォッカチャにはローズマリーが少し加えられている。四角くカットされており、柔らかめ。コーンチャウダーは、サイの目型のジャガイモにタマネギ、コーン、ピーマンが入られている。チャウダーということもあってか具沢山。 ベジタブルテリーヌにはニンジンなどが入れられている。適度に甘味があってフレッシュ。チャービルによって飾り立てられてもいた。ポーチドオイスターはトマトソースでいただく。ジェノバ風パスタサラダには短く輪切りにカットされたマカロニリガーテが使われている。キュウリ、ピーマン、松の実が入れられており、バジルが効く。スモークサーモンはしっかりとした厚みに切られていた。スモークダックは薫香がよい。鴨の下にはヨーグルトと和えられたオレンジとナシが敷かれている。 スパゲッティ アル オーリオはニンニクが香るが強過ぎはしない。ボロネーゼにはピペッテに近いマカロニリガーテが使われていた。セモリナニョッキは三日月形で厚みもある。もっちりとしながらも適度に粘性で、チーズが香った。 ピザは四角いタイプで、生地はあまり楽しめない。広東風五目焼きそばの具材はチキン、シイタケ、タケノコ、海老、ハム、ほうれん草と賑やかだ。当然のことながら、あんはトロリとしていた。白身魚のカツレツはタルタルソースもしくはレモンで味付ける。 チキンのバーベキュー風味はさっぱりとした身と大袈裟なバーベキューソースが合っている。ナシゴレンには卵、海老に加えてフレッシュレタスが散らされる。2種の串焼きも刺さっていた。好みにもよるが、チリソースを加えると新しい表情が生まれる。 ストロベリーのアイスクリームには香味があった。チョコレートムースは、ブラックチョコレートのムースに削りホワイトチョコがパラパラと振りかけられ、ブラックの板チョコを載せたものである。ラムがほんのりと感じられた。チーズケーキはしっとりとして柔らかい。底にレーズンが敷かれている。優しいようで中々に濃厚だ。 どれもある程度おいしく食べることができた。実演がなかったせいなのか、温菜よりも前菜とデザートの方が印象に残る。 店内は狭くないが、それほど広くもない。テーブル間隔は広く、床はタイル。入り口傍の料理台の奥はオープンキッチン風だ。奥のカウンターはケーキとディナーの時には料理台として使われるのだが、ランチではテーブルとして利用されていた。BGMは基本的にはない。ただ場所によっては、1階マーブルラウンジから、生演奏のメロディが伝ってくる。 客はファミリーが多い。非食べ放題客も少なくはなかった。 補充はよく、片付けも早い。カトラリーを下げたら、きちんとカトラリーを再配置してくれる。水の注ぎ足しもこまめだ。従業員も丁寧であるし、名札も全てに付けられていた。 洋食だが和洋のエッセンスが少し取り入れられていた。味や店内の居心地、補充はよい方だ。ただ、この値段帯のホテル系ランチとしては温菜が寂しい。フォカッチャはあるが、パンが置かれていないのは不親切だ。 食べ放題界のブランドと化した同店であるからこそ、あえて問わせてもらいたい。ケーキやディナー食べ放題と比べると、ランチの魅力はどうして乏しいのであろうか?
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