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東京全日空ホテル3階にあるバーで行われている和菓子の食べ放題。ホテルの全レストランで「さくらまつり」が催されている。その期間内だけの食べ放題だ。 昼時は、ワンプレートランチとのセットも用意されている。当日はセットを注文した。 最寄り駅は溜池山王、もしくは六本木一丁目だ。六本木通り沿いなので、迷わないだろう。 種類について。デザートは10種類が揃っている。多くはない。洋菓子も少し用意されていた。軽食類は一切ない。和菓子は、まんじゅうが中心であり、似通っていたのは残念だ。ただ、コンセプト通り、桜に準じているのはよい。 味について。ワンプレートランチから。ニース風サラダ仕立てにはレタス、キュウリ、玉子、オリーブ、カイワレ、水菜が使われていた。ポテトサラダも添えられている。トロカジキのフライは3センチ程の厚みがあり、食べ応えがる。身に旨味があってタルタルソースの酸味と合っていた。季節の野菜の軽いクリームスープの具材はニンジン、タマネギ、タケノコ、ベーコン、アスパラガスと具沢山である。コクのある味わいだ。ショートパスタのアマトリチャーナには、2種のパスタが使われていた。ペンネリガーテとマカロニである。どちらとも、かた過ぎず、柔らか過ぎず、であった。トマトソースの具材には、カリカリのベーコン、ニンニク、タマネギに、トマト果肉も入れられている。たっぷりと振られたチーズにトマトの酸味がよい。アマトリチャーナなのだが、唐辛子が見つからなかったし、辛味もあまり感じられなかった。 ワンプレートランチのデザートは、カスタードプリンとメロン。カスタードプリンはココットに詰められており、底にカラメルソースが忍んでいる。プリンの上には生クリームが絞られ、刻みピスタチオがかかっていた。 食べ放題のデザートについて。クラシックショコラはクルミ入りだ。少ししっとりしており、コクがある。チーズタルトはチーズが柔らかい。甘味と酸味が軽く、刻みピスタチオがアクセント。 桜はなもちには、桜花の塩漬けが載せられていた。桜の香りとやや強めの塩味は和菓子に相応しい。あんは白のこしあんであり、もちはモッチリむっちりとしていた。紅大福のあんは粒あんで、甘味は控えめだ。串団子には赤白緑の団子が刺さっており、全てにあんが包まれている。花見まんじゅうには白あんが使われていた。小さいということもあるが。花見なだけに白あんよりも桜が主役の座を射止めている。くずもちは黒蜜ときな粉でいただく。桜餅には優しくこしあんが包み込まれていた。みつ豆の具材は、寒天、粒あん、黄桃、パイナップルでシンプルだ。 みつ豆と書かれてあったが、豆は入れられていなかった。それはまだよいとしても、あんが載せられていたので、みつ豆よりもあんみつの方がまだ相応しいだろう。細かいことなので、余談として留めておきたい。 桜茶には、うっすらと桜のピンク色が射す。茶の中で花びらが舞う姿が風流だ。見た目にも香りにもとてもよい。ただ、味の方は塩味が効き過ぎていた。だがもしかすると、桜茶とはそういうものなのかも知れない。 ワンプレートランチは見た目よりもボリュームがある。デザートはやや簡易的だが、桜を十分に満喫できるのはよい。 3階天井まで吹き抜けとなっており、2階フロントが見下ろせた。店内は黒が基調で天井が高い。床にはクリームとグレイ2色のふかふかとした絨毯が敷かれている。。テーブルはバーにしては小さくはなく、間隔も広め。2階から直接店内へと続く入り口もあり、そちら寄りの席はソファだ。ピアノも置かれており、余裕で10人掛けできる長いカウンターもある。バックバーにはやはりシャンパンばかり置かれてあった。BGMはない。 30代半ば以降が中心で女性が6割だ。10代、20代前半には合わない雰囲気である。 回転もしていなかったが、補充はよい方だ。片付けも悪くはない。3階にキッチンがないため、料理は外から運ばれていた。 やや簡易的であるし、種類が少なく似通ったものも多い。ただ、桜を楽しむことができるし、値段もあまり高くはない。のんびりと過ごせるのもよいだろう。週替わりであるし、ワンプレートランチとのセットがお得かも知れない。
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