|
ホテルオークラ東京ベイ1階にあるカフェレストランで行われた、クリスマスのディナー食べ放題。メイン料理とスープを付け加えたグレードアップのコースも用意されている。 当日はグレードアップを行い、国産牛ロースのグリル バローロワインソースをオーダーした。 メイン料理は、自分で頃合を見計ってサーブを申し出る。店側が前菜を食べ終えたと判断してサーブする方法が一般的だ。だが、食べ放題では、より自由度が増す、こちらのシステムの方がよい。 最寄り駅は舞浜。駅から見て左から2番目にある建物が同ホテルである。 種類は全部で30種近くが揃う。絶対的な種類数は多い方だが、ホテル系ディナーの中ではやや少ない。冷菜、温菜、デザートのバランスはよいだろう。ただ、クリスマスを彩る焼き菓子がなかったのは残念だ。 味について。国産牛ロースのグリルは、肉厚で柔らかい。バローロワインソースはソフトな酸味と風味がよく、上品。付け合せはマッシュポテトとキノコのソテーである。バローロとはピエモンテ地方のワインの産地だ。ネッピオーロ種で作られた赤ワインで、イタリアワインの王様と呼ばれている。 サンドイッチはツナが挟まれていた。サーモンロールパスタの香草グラタンはタルトのような食感だ。ディルが添えられている。若鶏の猟師風ピリ辛煮込みは、鶏肉が大きめ。ローズマリーや月桂樹が一緒に煮込まれている。 イタリアンハンバーグステーキにはベーコンとチーズが載せられていた。ピッツァ マルゲリータは生地がしっかりめだ。バジルはペースト状で全体に行き渡っていた。 チーズケーキはスフレタイプである。生地は柔らかく、甘味は強い。ブッシュ ド ノエルは重めだ。抹茶味のものは風味が弱い。チョコレートケーキは濃厚。ビターではあるが、苦味がより強くてもよい。パリブレストは、生地がカリカリとして、生クリームはフワフワとする。カスタードクリームはなめらかで、バニラビーンズがたっぷりであった。 全体的においしく食べられる。特にメイン料理がおいしい。デザートはインパクトが足りなかった。ブッシュ ド ノエルは最初からカットされていたので迫力がない。完成品を見せて、カットサービスの実演にした方がよいだろう。 店内は広めで外との仕切りがない。テーブル間隔は広めで、天井も高いので、開放感がある。床は絨毯で、制限時間はない。中庭のイルミネーションが美しく映える。 客は30代以降が多かった。カップルよりもファミリーの方が目立つ。 補充はよい。片付けはあまり早くはなかった。テーブルは大きくないので、もっと早く下げていただきたい。 デザートはやや物足りないし、忙しいということもあって皿の片付けも十分ではなかった。 だが、メイン料理を始めとして、温菜はおいしく食べられる。種類数も多い方であり、バランスもよい。イルミネーションは美しく、制限時間もないのでゆったりと寛げる。この時期の値段にしては高くはない。満足できるクリスマスディナーである。
|