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蕨のイタリア料理店で行われている、ケーキ食べ放題。予約制で1日30人限定である。 ケーキ食べ放題は、5月は金土日祝に、6月以降は土日祝日に行われる予定だ。ただ、予定は不安定のようなので、訪れる際には確認をしていただきたい。 最寄駅は蕨。駅の西口を出て、南町並木通りをずっと南下して行けば、同店に辿り着ける。駅からは10分以上の徒歩を要するので、訪れる際には注意をしていただきたい。 種類数は全部で25種程。種類数は少なくない。軽食類も用意されていた。ジェラートは各テーブルを回るサーブ方式だ。 ケーキは店売り商品の大半が食べられる。ただ、オーダー方式ではなくバイキング方式であり、かつ、入れ替わり制であった。従って、希望のメニューが必ずしも食べられるとは限らない。 ピッツァはナポリ窯で焼き上げられていた。コルニチョーネは慎ましやかにプックリとする。カレーパンは球形でモチモチとしていた。 摘みたて苺とアールグレイは、苺の甘酸っぱさとアールグレイの香りが調和している。ヘーゼルナッツもトッピングされており、ちょっとしたアクセントになっていた。紫いものモンブランはオレンジの香りも手伝ってか、あまり芋っぽさは感じられない。黒蜜とあんこは、香りは和風であり、味は洋風であり、面白い折衷の様相を呈している。 アップルマンゴーには、パイナップルやカラントも載せられていた。縁にはココナッツロングがトッピングされており、トロピカルな風味を楽しめる。赤いフルーツには、ストロベリー、ラズベリー、チェリーの赤いフルーツに加えて、ブルーベリーも使われていた。果実の酸味と軽く漂う洋酒の風味とで、やや大人の味わいに仕上がっている。 丹波の黒豆と宇治抹茶には、たっぷりの宇治抹茶クリームによって装われている。適度な苦味と少なからぬ黒豆とで、和が前面に押し出されていた。汲み上げ豆腐とレアチーズは、カシスジャムの酸味と豆腐の滋味とが、珍しい取り合わせだ。愛媛みかんのシブーストは、口溶けがよかった。愛媛みかんの果肉入りで、時折に爽やかな風味が駆け巡る。 ケーキはサイズの大きなタルトが中心なので、食べ応えがあった。焼き加減は軽めだ。全体的に状態がよいとは言えない。 店内はそこそこに広かった。テーブル間隔は広めで、床はフローリング。薄明かりである。清潔感があって落ち着きのあるムードだ。 客層は30代以降が中心。女性が9割を占める。地元の主婦層が目立つ。 補充は悪かった。皿は片付けも補充も遅い。 ピッツァは焼き上がりが非常に遅く、フリットやジャスミン茶はずっと空のままにされていた。ケーキは状態が悪くなる一方だ。いっそのことオーダー方式もしくはサーブ方式にした方がよい。 補充や状態管理に対する意識が低いのは残念だ。だが、店売りケーキの大半を食べられるのは良心的である。それだけに今後、サービス面の改善を期待したい。
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