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浅草にあるフランス料理店で行われているランチ食べ放題。食べ放題は木曜日にのみ行われている。フランス料理と言っても、同店はビストロであり庶民的だ。 最寄り駅は浅草、仲見世通りを入ってすぐの脇道に店は位置する。迷うことはなかろうが、意外な穴場といった所だ。 種類は全部で8種ほどが揃う。洋食の食べ放題としてはかなり少ない方である。デザートも2種類揃っているのだが、基本的にはどちらとも同じショートケーキだ。まるでカレー食べ放題のような寂しさである。 味について。バゲットは皮がかためであった。中はもっちりと言うよりも、しっとりと言った方が近い。スパゲッティはスパゲッティーニとまではいかないものの、細めである。具材はグリンピース、ツナであり、輪切りの唐辛子も加えられていた。パスタがパサついていたのが気にかかる。揚物は海老のベニエだった。衣はカリカリで、中はきちんと蒸されている。魚料理にはサーモンの香草焼きが用意されていた。適度な脂と香りがあるし、身が厚めなので食べ応えがある。これは、タルタルソースでいただく。肉料理は牛肉のスペアリブ。少々甘めの味付けであり、脂も少なくはなかったので、まったりとした味わいであった。 ケーキにはソース違いのショートケーキが2種用意されていた。イチゴソースとカラメルソースである。生クリームは口溶けがよい。ただ、基本的には同じなので、飽きは早い。 全体的に大体はおいしく食べられる。ただ、あまりにも種類が少ないので、おいしさ云々よりも、飽きとの闘いになるだろう。せめてスープくらいは用意してもらいたかった。 店内はあまり広くはない。床はフローリングで、テーブル間隔は普通だ。大きなフラットテレビが置かれており、民放の昼の情報番組(テレビは全然観ないので、何の番組なのかよく分かりませんです……)が流されていた。そのテレビの音声に、BGMの古いフランスの歌が重なる。 バーカウンターが一応は設置されていた。バックバーの酒は多くないのだが、ウイスキーでは「山崎10年」、「バランタイン ファイネスト」、スピリッツでは「マイヤーズラム」、リキュールでは「コアントロー」、「ディータ」などが見られる。 客は40代以降が多い。女性が中心のようだ。 料理があまり回転していなかったので、補充はされなかった。ただ、パスタの状態が悪いままにされていたのは残念だ。皿の片付けはない。デザート用のフォークを取りたかったのだが、替えのカトラリーが置かれていなかった。 制限時間は50分だ。伝票に終了時間が記載されるが、それほど厳しくはない。ただ、50分というのは、かなり短い時間なので、テレビ番組が放送されていてもほとんど用を成さない。 通常の洋食屋でよく目にするという意味で、内容は”洋食”であった。ただそれよりも、種類数の少なさが原因による飽きの方が残念だ。制限時間も短過ぎる。 開店以来、食べ放題を行ってくれているのは嬉しい。ただ、安くはない値段なので、もう少し内容の底上げを図ってもらえたらと思う。
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