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ホテルグランパシフィックメリディアン2階にあるイタリアンレストランで行われているランチバイキング。ロビー階の入り口のすぐ左手に見えるのがこの店だ。食べ放題を始めたのは、5月の初旬である。まだ日が浅い。 種類は全部で20種ほどと考えてよい。パスタが3種にソースが3種揃っている。掛け算をすれば9種になるのだが、単純にそうはいかない。理由はこうだ。この9種類を食べたとする。この時、全くユニークな9種類を食べたと感じことが難しいからである。 アンティパストの種類はある程度揃っていた。だが、サイドメニューがないのは気になるところだ。ケーキではタルト系ばかりが目立つ。 以上のことから、実際には、その数よりも種類が少なく感じられるだろう。 味などについて。パスタは自分でゆでる。パスタの実演というのはいくらでもあるのだが、さすがにセルフというのは始めてであった。確かに、動的な要素があることは楽しい。しかし、場合によるだろう。ソフトクリームならば、製造機から搾り出したモノがプロと素人とで異なるとは考えられない。だが、パスタの場合は、ゆでる人間によって出来が全く異なってしまうのだ。ソースはセルフでも構わないのだが、パスタは実演にしてもらいたい。 クリームソースはチキン入りであった。甘味とコクがある。トマトソースは酸味が目立った。カボチャのスープは甘味があって優しい。 洋梨のタルトはしっとりとしている。大人しくまとまっている感じだ。チョコレートケーキはかためであった。コーヒークリームがサンドされており、全体的に甘味が強い。ケーキはどれも適度な大きさである。チョコレートアイスクリームはチョコチップ入りであった。アクセントがある。甘味と苦味とのバランスもよい。巨峰のシャーベットは果肉入りだ。酸味はほのかであり、爽快感が残る。 店内は台場駅の側がガラス張りになっている。ロビー階なので、天井が高い。テーブルが大きく、間隔に余裕が見られる。BGMにはクラシックが流されていた。カジュアルさも持ち合わせているようだが、洗練されているだろう。 客層は30代以降が多い。女性客の方が割合は高いようだ。残念なことに、非食べ放題の客も少なくなかった。 補充はまぁまぁである。皿の片付けは迅速だ。椅子を下げてくれるなど、従業員の態度は丁寧である。何かある毎に、お辞儀をされた記憶が残っている。デザート以外には名札が付けられていた。 この店はまだ食べ放題を始めたばかりだ。そのため、よいところと悪いところとが、はっきりとしている。よいところは、ケーキを始めとして味がよく、店内の雰囲気がよいことだ。値段が安めなのもよい。悪いところは、サイドメニューがなかったり、デザートがタルトばかりだったりと、種類のバランスが悪いところだ。また、パスタのセルフもいけない。これは実演にすべきである。余程の物好きな客でない限り、一流ホテルのシェフに任せたいと思うはずだ。ただ、これらは時間が経てば解決されるだろう。今後に期待したい食べ放題店である。
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