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浦和ロイヤルパインズホテル5階にある居酒屋で行われている、和食のプチバイキング。4つあるメニューのうちから1つを選ぶと、和惣菜とデザートが食べ放題となる。2004年4月から現在の「主菜チョイスランチブッフェ」と呼ばれるプチバイキングが開始された。 最寄り駅は浦和、中山道沿いである。駅からは7分ほど歩くが、場所は分かり易い。 当日は、赤松弁当を選択した。 種類は全部で20種以上が揃う。プチバイキングではよい方だ。料理は概ね和食で揃えられている。非食べ放題のメインメニューは一品一品がしっかりとしているし、食べ放題メニューは適度に軽くて豊富。プチバイキングとしては、バランスが取れている。 味について。非食べ放題の赤松弁当から。天ぷらには、シシトウ、カボチャ、海老、ナスが揚げられていた。外側はカラっとして中がホワホワにきちんと揚がっている。刺身には、マグロ、イカ、甘海老が使われている。大葉が敷かれており、黄色の食用菊が添えられていた。焼きサワラは、旬だけあっておいしくいただける。柔らかくて、適度にあっさりとしていた。こちらには、菊葉が底から覗く。フルーツにはイチゴ、メロン、オレンジが供されていた。メロンの上にセルフィーユがちょこんと載せられている。 食べ放題メニューについて。筑前煮は、うめニンジン、半月切りのレンコン、シイタケ、里芋、タケノコ、ゴボウが入れられている。鶏肉は入れられていなかったようだ。マカロニグラタンは具材がマカロニ、ニンジン、タマネギとシンプルである。蕗の田舎煮は適度に瑞々しくてサッパリとした後口。温うどんはよいのだが、信州そばは既にお碗へとツユが注がれてしまっているため、伸び易くなっている。 胡麻団子は長く置かれていたせいもあってか、かたすぎた。ウーロン茶ゼリーはほんのりとした苦みだ。清涼感が先行する。杏仁豆腐はフルーツ入りで賑やかなのだが、甘味は強過ぎるかも知れない。 料理類は大体よいのだが、デザートの方は少し落ちるようだ。 店内は純粋な居酒屋というよりも、和食バーに近いか。床はフローリングで、木造り感があった。明かりは暗く、テーブル間隔は普通くらい。中央にはU字型のカウンターが配されている。バックバーからは、”マリブ”、”ラム”、”メーカーズマーク レッドっプ”や日本酒(ごめんなさい。日本酒は飲まないので全く分からないのです……)を発見することができた。カウンター席の椅子は高く、脚の中段あたりに荷物用のトレーが下げられている。その席からよく見えるように、U字の内側には鉄板や寿司ケースが置かれていた。BGMは和楽器で演奏したものだ。 気になったことがある。U字カウンターが料理台として利用されていた。そこの通路の狭さが気になったのである。手ぶらの2人がすれ違うのであれば問題はない。だが、トレーを持った2人がすれ違う場合には、ちょっとした隘路となってしまうのだ。もう少しスペースは欲しい。 客は30代以降が多く、子供を連れた主婦もいた。女性客が7割近くを占め、地元の住民が多いようだ。 補充と片付けは早い。ただ、筑前煮の補充はちょっと過剰のようで、具材が山盛りとなって汁が全く掬えないことがあった。お茶の注ぎ足しはあまりない。ドリンクは付いていないし、自らがお茶を注ぐこともできないので、困る時がある。従業員はみんなキビキビと動いていた。料理とデザートの全てに名札が付けられていたのはよい。 非食べ放題のメインメニューには華があり、食べ放題メニューにはバリエーションがあった。バランスがよいということも手伝って、お得な値段に感じられる。 ただ、料理台の通路の狭さには、残念ながら口を噤むことはできない。料理台の置き方から少し考え直してもらえれば嬉しいところだ。
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