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浦和ロイヤルパインズホテル21階のバンケットホールで行われたケーキ食べ放題。2001年「クープ ド モンド」で2位に輝いたシェフパティシエの朝田晋平氏による”スイーツフェスタ”の一環だ。 「アフタヌーンティースペシャル」なので、ケーキのみならず紅茶も主役。11種の紅茶が次から次へと用意される。これは非常に面白い。途中、朝田氏によるケーキの、リーフル社長による紅茶の説明があった。プロジェクタを用いた紅茶の栽培やおいしい入れ方の紹介もある。進行役であるMCの女性もいた。 開場時間は13時30分、税込みで前金制だ。 最寄り駅は浦和、中山道沿いである。駅から7分ほど歩くが、迷うことはないだろう。 種類は全部で30種強が揃う。軽食類もあり、クレープシュゼットとフレンチトーストの実演もある。ケーキ食べ放題では種類は多い。本人も述べられたように、朝田氏の好みであるチョコ系と焼き菓子系が中心。 味について。オープンサンドのタラモサラタは、タラモサラタがたっぷりと載せられている。ボイル海老は、半身がクロスされており可愛らしい。キッシュは生地が薄くもかため。シッカリとした食感を残す。 チュイールはアーモンドが軽く漂う。ホワイトチョコレートの中には、ブラックチョコレートとクランチが入れられていた。途中から苦味とリズムが加わる。ブラックチョコレートは金粉入り。フィナンシェはとてもかためだ。チョコレートタルトは、下にキャラメルが敷かれていた。甘味は強いのだが、2種の苦味が交錯するのも妙味。アップルパイの生地はサクサク。リンゴのプレザーブは紅玉をワインで煮込んだものだ。パンナコッタはパッション風味。パッションフルーツが載せられており、非常に酸味が強い。ミルフィーユは、パイ生地が2段に分かれている。かためであるが、パリパリっとして小気味いい。抹茶のスコーンは、抹茶が軽い。トッピングには、クロテッドクリームとイチゴジャムが供されている。イチゴのタルトは、ブルーベリー、カボチャのタネも載せられていた。クレームブリュレには2種の器が使われている。 ラプサン スーチョンは個性的な芳香。説明で”正露丸の匂い”と例えられていたが、はるかにマイルドで後口もよい。桜の紅茶は桜が入れられており、懐かしくも洗練されたムード。 どれもおいしく、外れたものはない。食感がかたいものが多かった。サイズが適切であるし、どれも味わいがあるので、甘味の強さは気にはならない。紅茶はどれも個性があり、楽しめる。 会場となったのはバンケットホールだ。紫色の厚い絨毯は美しく、大きなシャンデリアが4つ下げられている。テーブルは丸テーブルであり、間隔は広い。ホールの2面が窓になっており、景色がよい。埼玉スタジアムまで見渡せる。 BGMはボサノバであり、”イパネマの娘”などが聴かれた。イベント時には、クラシック調のものに切り替えられる。 客は女性が9割を占め、30半ば以降が中心だ。 補充、片付けは早い。朝田氏は親切で気さく、スタッフも丁寧だ。 朝田氏プロデュースによるケーキ食べ放題が行われた。値段はケーキ食べ放題では最も高い部類。だが、味、種類、補充、居心地ともによい。実演やイベントがあり、見せ場が用意されている。それに何といっても、コンセプトがしっかりとしているのは素晴らしい。 次回のコンセプトは何であろうか? この次を期待せずにはいられない食べ放題イベントである。
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