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東十条にある洋菓子店で行われているケーキバイキング。システムはオーダー制だ。と言っても、テーブルでオーダーを行うのではない。ショーケースの前まで行って注文を行う。そして、トレーにケーキを載せてもらうというシステムである。 場所は駅の東口、商店街の通り沿いだ。看板も出ているので、ちょっと注意していれば分かるだろう。 種類は全部で40種近くが揃う。ショーケースの中のケーキを、どれでも選べることができる。それだけではなく、パンやドーナツも食べ放題メニューに加わっているのは嬉しい。店売りのものなので、しっかりとしている。気がかりなのは、大きさだけだろう。 デザート類だけであれば、この種類数はもっとも多い部類に入る。だが、当日は甘いものしか用意されていなかった。それに、なくなったら、当然のことながら、補充がされずに品切れとなることも多い。この2点から、種類数は満点を付与することができない。だが、念のために、種類は食べ切れないほど用意されていることを記しておく。 味について。カヌレは、それほど大きくなかった。ねっとりとした食感がある。甘味と風味は、まぁまぁだ。シュークリームには、たっぷりのカスタードクリームがサンドされていた。生地にはナッツがトッピングされている。カスタードクリームのなめらかな味わいの中で、ナッツはよいアクセントとなっていた。ミルフィーユは、パイ生地にあまりパリパリ感がなかった。パリパリというよりもシットリとした印象である。歯切れが悪く感じるかも知れない。季節のフルーツタルトには、イチゴ、ぶどう、黄桃、キウイ、グレープフルーツが載せられていた。一応は季節モノである。果肉は大きく、それぞれの甘酸っぱさを楽しむことができた。タルト生地は厚みがあり、しっかりとしている。アップルパイはシットリとしていた。風味よりも甘味が目立つ。お酒も効いているようだ。ガトーマロンショコラは濃厚。クドサのでる組み合わせでもある。底の生地はサックリとしていた。タルトクロッカンはナッツがたっぷりである。噛めば噛むほどに香ばしさが広がっていく。 ケーキはどれもおいしく食べることができた。種類が幅広いので、飽きづらい。ただ、甘いものしかない。問題はいつ甘味に飽きるかだ。 店内は狭くはない。洋菓子売り場と喫茶スペースが一体化している。テーブル間隔は広めだ。明かりは薄暗い。BGMには洋楽が流されていた。制限時間は120分ある。店内にはややレトロ感が漂う。居心地が悪いというわけではないが、ムードがあるわけでもない。 客は30代以降が多かった。非食べ放題の客、つまり通常喫茶利用の客も少なくないようだ。 補充は特に問題がない。ショーケースでオーダーすれば、すぐにトレーにケーキを載せてくれた。飲み物はオーダー制である。頼むとすぐに持って来てくれた。ただ、奥のテーブルであると、従業員を呼びづらい。 軽食の類はない。しかし、ケーキの種類は多いし、パン、ドーナツも食べることができる。ムードがあるわけではない。だが、制限時間もゆるめなので寛ぐことはできる。肝心のケーキであるが、種類の幅が広い。定番モノだけではなく、オリジナルのモノや旬のモノが揃う。値段は安くはない。だが、店売りのケーキであり、無理のない設定だ。 軽食類がなければ絶対にダメ。そうでなければ、オススメできる食べ放題店だ。
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